タナカのガスガンを亜鉛モデルガンに変えるコンバージョンキットを組み込んだものです。
素晴らしい仕上げに手袋無しでは触れません。
フレームなどの大物パーツのほかにハンマーやトリガーも揃っているようです(別売り?)。
登 場
ジークさんのブログで調べてみましたら、2019年の年末に最初の出荷が行われたようです。ブログによると鋳造は500丁ほどで、販売は200丁ほどのようです。 他に8インチや特別仕上げのモデルも少数売られたようです。
価 格
オークションなどで見ますと箱には、税別で 69,800円 と印刷されているようです。 テイクファイブさんのブログでは、税込み76,000円となっています。もともと7万円くらいで発売になると聞いたころは、そんなに高いリボルバーなんて誰が買うんかいっ!と思いましたが、 こうやって手に取ってみると、7万なら買っとけばよかった?と思ってしまいます。それほど素晴らしい出来栄えです。 翌年に発売された亜鉛のミリタリーポリスが16万ほどしますので、このM29 キットは高価ですが、まだ買いやすい方です。
と、思っていましたら複数の方からご指摘をいただきました。有難うございます。
友人に確認しましたら、ここに紹介のものはプレミアム・エディションといって、ブルーイングガレージで有名な ナカさんが亜鉛地を仕上げ直してからメッキ工程に送って完成させたもので、定価は税抜き98,000円だそうです。 どうりで見事な仕上げです。ご指摘有難うございました。
外 観
キットにグリップは付属していないので、オーナーさんが別途購入したものを装着しています。 なかなか渋いグリップですが、本体が良すぎるのでこれに吊り合わせるには、S&W 社の純正木グリ、ゴンカロの物 くらいじゃないといかんですねぇ・・・と悔しいのでオーナーにけしかけておきました。こ、このサイドプレートの隙間を見て下さい。まるで本物ですね。コクサイの物も結構せまいのですが、 こちらは一枚上です。刻印も素晴らしい。
ここの文字をS&W のM29 初期型を再現した限定モデルも少数用意されたようです。
線の細い上品な刻印です。
こちら側の刻印は、レーザーでしょうか?ドットの集合が見られます。
上写真の反対側とは違った感じです。
ヨークの根元にある数字やモデルナンバーには、意味があるのでしょうが、良く調べてはいません。
奇麗なメッキです。ほんと、もったいなくって動かせませんね。
チャンバーは、機械で掘っている感じです。12時方向と6時方向にクラックのような筋が見られますが、 鋳造による巣でしょうか?よく分かりません。
カート
カートの頭だけが付属しているそうです。それを市販のカートに被せることでシリンダーに装填できるようです。
御 礼
ダーティハリーが米国で上映されたのは、1971年だそうなのでもう50年以上も前のことなんですね。 いまでも絶大な人気を誇っているのが不思議な感じです。
今回は、素晴らしいものを見せていただきました。
オーナー様有難うございました。