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金属製モデルガンの高級機、CMC ブローニングです。 当時CMCは、よく黒いまま宣伝を行っていました。 下にあるものは、当時のパンフレットです。46年規制(1971年)のあとに 発売された物ですので黒い色のブローニングは存在しないのですが、 CMC は他のモデルガンも黒いまま宣伝していました。 |
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昭和48年(1973年)発売され、スタンダードが3,800円、ブローバックが5,000円でした。 そのころマルゴーのブローニングは3,400円、PPK は2,000円でした。 CMC の物は凝った作りでしたが、それほど高くはありませんね。子供の頃高いと思っていたのはブローバックタイプだったのかもしれません。しかし同年11月頃にはスタンダードが4,200円とブローバックが5,500円に値上がりしています。 |
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CMC のモデルの特徴は、実銃志向を強めた設計です。それまで日本のモデルガンでブローニングはMGC 形式のものしか存在せず、CMC の物がはじめて、そのうしろ姿を再現しています。
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発火形式も本物のストライカー式を再現しています。下のMGC 形式はスライド内側に何も無く、ブリーチボルトが動いて発火させますがCMC は撃針を持っています。
薬室部にある丸い部品はインサートでセンター発火に改造できないように入れられているものでしょう。撃針はカートのサイドを撃つようになっています。 |
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銃身固定は実銃のように90度回転式。 マルシンのABS モデルガンと比較してみました。 微妙にサイズやパーツ形状が違います。 |
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バレルはそっくりですね。本物はロッキングラグがもうひとつ多いようです。
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大きさはほとんど同じで、このようにCMC のフレームにABSマルシンのスライドが、はまります。 |
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ブローニング2丁。ナカタのハイパワーとCMC 。 実銃の世界では、ウインチェスター社と縁が切れようとしていたジョン・ブローニングは ベルギーのファブリックナショナル社と契約し有名なモデル1900自動拳銃を世に送り出し 大ヒットしました。そのモデルの後継機がブローニング1910です。それも大いに売れたようです。 ハイパワーは、同じファブリックナショナル社製ですが完成したのは、ブローニングの死後でした。 |
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追加情報・センターファイア
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情報いただきました。
発売当初は、センターファイアでバレルもコロナバレルと呼ばれる物だったようです。 |
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右がコロナバレルと呼ばれるインサート入りガス抜け銃身です。左はサイド発火で
完全閉鎖銃身です。 このころ私もCMC P-38 を購入したのですが、やはりバレルはこのようになっていました。 周りの隙間には粘土のような物が詰められていましたので購入後すぐに針で掻き出しました。 P-38 の隙間は、もっと狭いです。 貴重な情報、写真有難うございました。 今から見ればセンターファイア、ガス抜けバレル、黒い色の広告などCMC の社長は そうとう規制に、はむかっているような感じです。
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紙箱写真 追加
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晴耕雨読partU の chukichi-hide
さんから箱写真を拝借させていただきました。 ザの人が無くなってしまいましたが、随筆の皆さんお元気でやっていますね。 chukichi-hide さん、有難うございました。
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おまけ
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