写真00

いつか見てみたいものだが、なかなかに高価で入手出来ていない。
上写真はネットで見つけたオークション用の物です。

スピードコンプのモデルガンは元々プラスチックで発売されていたものですが、コクサイさんが廃業して再起動するときに 初めて金属モデルガンとして登場したものです。


なにこれ??

写真01 写真02 そもそもスピードコンプとは何ぞや?
このへんてこな形、私のようなジジイにはサイボーグ009が 使うレーザーガンのように見えちゃいます。

この銃は、簡単に言うと米国在住の日本人であるイチロー・ナガタさんの個人カスタムのS&W ミリタリーポリスで 射撃大会で早撃ちを行う銃です。 写真家でスーパーシューターのイチロー氏はもともとGun 誌に1976年に登場して絶大なる人気を博していましたが、 1981年を最後にGun 誌から離れていきました。その後コンバットマガジン誌に登場しています。

スピードコンプは、1990年3月号にスチールチャレンジ用カスタムガン・ツチノコとして登場しています。


コクサイ+イチロー

写真03 私の頭の中では、Gun誌 とモデルガンメーカーのコクサイとはイクォール(同じもの)の感覚でしたので Gun 誌からイチローが離れたのにモデルガンで協力するのは不思議な感じでしたが、1991年4月号のように コクサイさんはイチローと手を組み、そうとう品質の良い製品を開発してゆくことになります。 今までのマネしんぼのコクサイさんとは、まるで別の会社になったような感じです。

コクサイモデル化
(プラ製)

写真04 やがてコクサイは、イチロー氏とのコラボの集大成ともいえるカスタムを発売します。 1991年10月号のGun 誌に9月発売予定で広告が載っています。プラスチックモデルガンです。 同時にシャノンというレーザーサイトも発売されたようです。メジャーな一般流通製品ではない個人的カスタムを忠実に再現するとは 珍しい商品企画だと思います。それだけイチロー氏にほれ込んでいたのでしょう。

その後2003年を最後に一度は廃業を決めたコクサイさんでしたが、2004年にサンプロさんの応援で蘇ります。


再生コクサイ・再起動
(金属モデルガン発売)

写真05 2004年8月号 Gun 誌に再生コクサイの新製品群たちが登場しています。

そこに金属スピコンが登場しています。パイソンハンターもこのころ発売されたのですね。 他にM10 金属モデル・ブルバレルも掲載されています。


Gun 誌に本物登場

写真06 2004年9月号のGun 誌にコクサイ再起動・スピードコンプ発売を受けてトシさんが記事を書いています。 イチロー氏から借りてきてスピードコンプが登場します。Gun 誌には初登場ではないでしょうか?