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外 観

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マルシンのルガーP-08 モデルガンです。
発火しない方式で実物に忠実に作られています。
52年規制後の金属モデルガンのあるべき姿、方向性を示しているといえます。


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4インチ、6インチ、8インチモデルがあります。製造時期によって木製グリップの出来栄えが随分と違うようです。 また、金型の具合も違っていてシャープな製品と、そうでないものがあります。

2020年に追記していますが、去年だったか組み立てキットが再版されていました。プラ製のグリップも初めて お目見えしました。金型具合はチェックしていませんが、デビューしてずいぶん経っていますので仕上がりは、どうなのでしょうか? 金型にリフレッシュを施しているのでしょうか?


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マニアの心を掴むこだわり。刻印が各モデルとも違います。左から4in、6in。


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これは8インチモデルの刻印です。いっぱい並んであって嬉しくなります。


6インチ刻印

写真17 友人から教えていただいたのですが、左側の刻印は王冠にMマークで海軍を表すようですが、右サイドの刻印はネービーには 見られないとのことです。また、マガジンのボトムは木製で、ネービーモデルは同心円状に溝が入っていました。 下記に実物写真を上げていますのでご覧ください。

実銃写真

写真23 1916年の刻印が有りますので、マルシンの1917 刻印と似た時代のモデルです。


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トグル上の刻印も4インチだけは違います。他の2つは、DWMの花文字です。 4インチの方は、ちゃんと意味があるのでしょうが、まだ調べてはいません。


メ カ

写真15 通常分解。
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マルシンのP-08 が非常に良くできているのは、採寸するとすぐに判ります。亜鉛鋳造なのに正確に出来ています。 左は図面から言うと32.0mm、右は29.6mmが実銃サイズです。よく再現されています。


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フレームのカット形状も図面どうりです。なお、この図面のフレームはモデル1900などのグリップセフティの あるタイプで板バネ式のオールドルガーの図面です。


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なんともスマートな6インチモデル。私は子供のころ中田の4インチと8インチを持っていたので、中田には存在していない6インチという モデルには憧れていました。


参考書籍

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図面を参考にした本は、こちらダッチ・ルガー。


登 場

写真11 1990年5月号(平成2年)のGun誌 に登場しています。まだ、値段は書いていません。

モデルガンダイジェスト

写真12 1990年の10月号に新見さんがモデルガンダイジェストの記事を書かれています。 写真の右側は、マルシンの広告です、価格も書かれています。会社名のレプリカというのは、マルシンの 販売用子会社でしょう。昔の東京レプリカコーポレーションとは違う会社です。

ご先祖様?

写真13 上記の新見さんの記事の中で興味深いことが書かれています。1984年4月号で新見さんが取り上げた 六研のルガーについてのことです。

六研の証し?

写真16 その中で撃針バネのガイドがねじ込み式で作られていて、マルシンと同じだというのです。 上の写真の右上が記事から取った六研の写真です。確かにマルシンも同じ形をしています。 しかも、改造防止で埋め殺しピンが打ち込まれていて分解不可能になっています。分解図にも 撃針などのパーツは書かれていません。

実物パーツ

写真10 ネットから取ってきた撃針バネガイドの実物写真です。ブリーチに差し込んで90度回転させて止まるようになっています。

実物図面

写真14 図面の赤矢印のミゾにガイドの凸 がはまり込むようになっています。

たしかに六研さんは、実物構造と違う形に作っていてマルシンさんも同じように作られています。 ネジを切った方が加工も簡単ですね。新見さんがおっしゃるように、六研の真鍮ルガーを原型としてマルシンルガーが 出来上がったのかもしれませんね。


カート

写真18 右のダミーカートに比べるとすこし弾頭が小さいようですが、良く出来たカートだと思います。 私の手持ちの6インチのマガジンには、7発しか入りませんでした。個体差があるかもしれません。

マルシンルガーは、右の実物ダミーカートでも正常に動きます。


カート刻印

写真19 カートの刻印のAUX は、調べてみましたらドイツのマクデブルクという町にあるポルテという大手弾薬メーカーの刻印です。下記参考ページ。

弾薬専門ページ

写真21 Alemania ってドイツのことです。こちらのページは、現在は新しくなっていましてよく分からなかったので 昔のページから写真を取ってきました。

カート測定

写真20 マルシンのマガジンには7発しか入らなかったので、ひょっとしたら大きいのか?と思い計測してみましたが 大したことなかったのですが、カートがズンドウであることがよく分かりました。下記に示すように9mmパラベラムは いくらかテーパーがかかっています。したがってダミーカートなんか作るのは、けっこう面倒なんです。 何だか、いかにもヨーロッパぽいですね。45コルトや45ACP のアメリカ弾はまっすぐなケースです。
写真22 こちらは、ウィキペディアから取ってきた図面ですが、右に行くほどケースが細くなっています。

紙 箱

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ローディングツールや良く出来たダミーカートなどが付属していて言う事ありません。
マニアの心を掴むすべを心得ていらっしゃる。ローディングツールがあったら、ホルスターが欲しくなりますね。

組立キットの箱は、赤い色のツヤツヤでイラストが描かれていたようです。


8インチモデル

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おまけ

分解図