マルシン・PPK
タニオアクション

写真x


以下 So-Sui さん に写真提供していただきました。

写真00

マルシンが販売していたPPK・タニオアクションです。
基本的にMGCの2代目 PPK のフルコピーです。

MGC と同じく、リアルサイズではなく、すこし実銃よりも短いです。
当時「MGC 対その他メーカー連合」という図式が国内モデルガン業界で成り立っていて MGC 製品をコピーしてMGC をやっつけることは、正義だったようです。


写真01

右側にMARUSHIN の打刻印があり、マルシンが販売していたことがわかりますが、製造はおそらく スズキ製作所で、このモデルは刻印なしの物も大量に存在します。 また、スズキが販売していた物もあります。

写真02

タニオのメカは、MGC のコピーです。トリガーが、じかに後方へスライドする物で このタイプは、トリガーが実銃のような位置に設置されているのでマルシンP-38 タニオのように 違和感はありません。

写真03

セフティ・オンの場合、スライドのへこみに 軸がはまり、スライドを固定するのでしょう。

写真04

バレルには、凹み加工が見られます。このモデルはバレルの固定ネジのところが バカになってしまいやすいです。

写真05

スズキ製作所の箱です。

写真06

このモデルは、マルゴーからも発売されていたのかもしれません。
かなりの数が販売されたヒット製品だと思います。おそらく本家のMGC製品よりも たくさん販売されたと思います。

写真07

マルシンのタニオアクション2丁。

52年規制後の貴重な自動式拳銃タイプ金属モデルガンです。
So-Sui 様 写真有難うございました。


箱写真

写真08

velocette さんよりマルシンの箱写真をいただきましたので許可を得て掲載させていただきます。

52年規制後のsmG 製品ですね。かえってsmG マークのほうが珍しいかもしれません。


写真09

No.44 って何でしょうね?マルシンの金属ハンドガンは20数種類ですので モデルナンバーってことはないのでしょう。まさか開発されたのが昭和44年って ことでしょうか?まぁ、その頃のMGC 製品のコピーですが。


写真10 velocette さん、写真有難うございました。
フレーム識別に便利な押し出しピンの跡がくっきりと分かります。


ピン位置図


おまけ

分解図のJPG が別窓で開きます。→  分解図へリンク


[マルシンに戻る]