
↑クリック拡大します。
スタンダード版は、フォワードストックがプラスチックだったような記憶があります。
1974年の終わり、もしくは75年の初めに登場した日本初のショットガンのモデルガンでした。 1977年の52年規制のため消滅しましたが、1981年にはプラスチックモデルRS-2として 蘇り、渡哲也さんの大門軍団に多く使用されました。
外 観


MGC はきちんとコピーしています。
実物では、ここを右にネジ込むと
バレルがワンタッチで外れるようになっています。
バレルとマガジンがセットで外れるウインチェスターよりも
アドバンテージがあると胸を張る部分です。右に実物写真。
- 参考ビデオ、1:40 あたりから分解です。
https://www.youtube.com/watch?v=aRBr76mEuD8


MGC の全長は810mmほどしかなくバレル長は34cmで普通の散弾銃では見られない長さになっています。 ライオットショットガン=暴徒鎮圧用、米国で警察がパトカーに積んでいるタイプですね。でもMGC はもっと短く作ったようです。
ちなみにウインチェスター97の方は、バレルは50cmでこちらこそ警官サイズです。 ほぼ同時開発のような2機種ですが、中身は全然違っています。簡単に言うと高級モデルガンの97に対して 廉価版の31となります。両者ともにチャンバーレスの絶対安全方式を採用しています。
アクションバーの謎


右写真のように実物のアクションバーは左側にあります。ウインチェスター97も左側です。ではどうしてMGCのM31は右側なのでしょうか?
想像ですが、左にするとアクションバーとボルトカバーを結ぶパーツが一つ必要になりますが、右側ですとアクションバーが直接 ボルトカバーを動かせるのでパーツが何も要りませんし、何より確実な動作が期待されます。 すこしでも値段を下げるべく右に設置されたのではないでしょうか?
これも想像ですが、複雑な97では儲けが出そうにないので、31で儲けるように単純に作った・・・
のかもしれません。
- 参考写真のWEB 、良い写真多し
https://www.gunsinternational.com/guns-for-sale-online/shotguns/remington-shotguns---pump/remington-model-31-pump-action-shotgun-12ga----40-1945-est---41--solid-rib.cfm?gun_id=101757316
刻 印

本物の刻印はこちら、クリック拡大します。MGC には珍しく社名も字体もそっくりにコピーされています。
メ カ


MGC 自慢の絶対安全メカ、チャンバーレスです。チャンバーのあるべきところが前撃針になっておりカートの保持はされないという 安全なメカになっています。
分解は本体左のプラスネジを2本外すとメカが抜き出せます。ハンマーを起こして行った方がやりやすいです。ストックはバラさなくてかまいません。アクションバーを抜くときにはバレル根っこのボールとスプリングを紛失しないように 気を付けましょう。このボールのおかげでアクションバーを戻したときにクリック感があります。
このモデルは、ハンマーが割れやすいのが有名です。
トラブル


ストックもバラしてしまおうとしたら、なんてこったい!ストック取り付け部が折れてしまった。 焦りましたが、よく見るとボルトは全ネジだしフレームまでネジが届いています。これは、一回折れたものを 修繕していたのだと理解しました。ずいぶん昔にもらったものなので忘れていました。 フレーム側までねじ込んで止まっていただけなのでしょう。今回は、絶対大丈夫なように両側から締め付けることにしました。
6mmの全ネジを買ってきて(120円くらい)、折れたパーツを両サイドから挟み込んで締め上げます。 2枚目写真のパーツをナット一つ分だけ短くしているのは、必要なかったかもしれません。
完成したらストック長に合わせて全ネジを切断し、エアガンのインナーバレルの真鍮パイプと長ナット(50円)で かさ増しして締めて固定しています。 長ナットは別に何の意味もありませんが、なんとなく格好良いかと思って使用しています。 以上緊急修理でしたがうまくいきました。折れた部分をちゃんと元の位置に戻してからネジ込まないと角度が変わってしまい、 あとがうまくいきませんので注意です。
修理その2_追記


写真はプラスチック製のRS-2 の修繕状況です。ツバ付きナットと、いうものを使用しています。 この方法は、本体のネジ部分を全部削り落として穴を広げないといけないので、すこし躊躇されるかもしれませんね。 でも、簡単修理に活用できるかもしれません。ネジの角度が重要ですので、おそらくストックをネジ込んでから、本体に接着した方が良いと思います。
情報頂き有難うございます。
登 場

このチラシを見ると、まだ52年規制前なので金属とプラスチックが共存している事が分かります。 プラの44マグと金属 MJQ、プラのGM2が発売されています。
当時の状況

左の写真はM31 ではなくってウインチェスター97を使用しているように見えます。
チラシ

クリック拡大します。
下は当時の長物カタログより
カートの箱

全然知りませんでした。


ということで、さっそく作ってみました。 しかし相変わらず雑な作業で急いで作ったので、出来もそれなりです。
右にPDF ファイルを挙げておきますのでダウンロードしてA3で印刷して ボール紙などに張り付けて、ご使用ください。
下箱は結構ギリギリなので正確に作りましょう。
ポリワッシャー


紙 箱


すみません右のイラストはネットから取ってきましたがURL 紛失です。

●下の方にオマケデータ掲載しています。自作の方はどうぞ。
ワイルドセブン

このマニアのページに詳しく書かれていますので是非ご覧ください。 また、同サイトによると望月先生は、威力とか性能ではなく、外観から銃を選んだと書かれていますので、ウッズマン使用なども納得です。
-
マニアによる考察
http://wild7.jp/10175
- 先生のコメント有り
http://wild7.jp/4019
実銃について

https://gunsmagazine.com/gear/remington-model-31/
レミントンM31 は、現在では忘れられてしまった名銃と言われています。マニアには高評価のようです。 下排莢のポンプショットガンしか作っていなかったレミントンがウインチェスターの牙城に挑むべく作り上げたM31 でしたが、 やはりウインチェスターM12 の壁は厚かったようです。
のちに改良してM870 を出してウインチェスターM12を打ち負かしました。 M870 は名銃として慕われ、エアソフトでもたくさん売られています。エアソフトでは、ウインチェスターは存在しません。 レミントンばかりです。M870 の陰に隠れてしまいましたが、M31 は、映画ゲッタウエイでおなじみのハイスタンダード1200やモスバーグ 500の開発のヒントになったそうです。まさに隠れた名銃、マニアックです。
トリガーガード

https://collectorsfirearms.com/150173-remington-31-16-gauge-s12700.html/#mz-expanded-view-1093708682872
https://shop.joesalter.com/Remington-Model-31-Pump-Action-12-GA-Built-1945-CandR
ブローニングの設計したレミントンM17 の特許切れを狙って開発されたイサカ M37は、兄弟のようなものです。
M31 のボルトロックも同じ感じではないでしょうか?右図のイサカのようにボルトのお尻が本体に食い込んでロックする。
このへんは想像なのでご存じの方がいましたら教えてください。
7MB あります、実物サイズなので、でっかいです、
名前を付けてリンク先を保存 してください。
そののちA3 8枚に印刷して使用してください。
データ提供いただいたマルパソさん、有難うございました。
上の写真ではボルトが、後ろ上がりになっていることが分かりますね。
これは想像ですが、レミントン M17 と同じようなボルトのロック方式なのではないかと思います。
ボルト形状は右のようにブリーチ面が上がって見えます。ブリーチを水平に考えるとお尻が上がってい
るということです。
イサカのロック
おまけ
紙箱のスキャンデータ pic_box.pdf
いくらか重なるようにできています。
分解図
実銃の分解図です→
おわりに

どうしてMGC の小林さんは、超有名なウインチェスターM12をモデルガンにせずにレミントンM31を選んだのでしょう? 同時開発のウインチェスターは、オールドなM97なので、超こだわりマニアの選択ですね。おかげで私たちは、マニアックな銃のことが知れて有難いのですが、メジャーなM12のことは全く知らないという実銃の世界とは反対な光景が広がっています。 まぁ、それも良いことなのかもしれません。マニアックな事を知っている方が楽しいですものね。