
MGC は当時、まだCMC のマーク2が発売されていなかったのに、実銃の世界ではマイナーなマーク3を モデルガン化しています。007にちょこっとだけ登場したことがあるそうですが、ボンドショップを名乗る MGC なので、それがモデル化の理由なのか、それとも安価に提供するためなのか、よくは分かりません。
カタログ写真

1971年(昭和46年)用のMGC カタログからの抜粋ですが、バレル長の長い初期型の写真が使われていますが、 すでにグリップセフティが見られます。けっこう早い段階でグリップセフティは、追加されていたのが伺えます。
登 場


これを見ると、えらく安いですね。4,900円 ですか、上の写真のモデルガングラフィティよりも1000円も安かったんですね。 子供たちに安くブローバック・モデルを供給しようとする姿勢に頭が下がります。
実際に発売された初期型は、ビジェール写真よりもバレルが飛び出ていました。この掲載写真のバレル長やねじ込み用切り欠きなど MGC 後期型バレルの特徴がみられるのは不思議な話です。
紙 箱

紙箱の写真をいただきました。有難うございます。
なかなかに格好良い箱ですね、裏側も良いです。
初期型、後期型の違い
匿名様からの写真を使用させていただきました。有難うございます。
レストアされたそうで、素晴らしいブルーイングですね。CMC のステンマーク2 も
お持ちのようで、違いがよく分かります。



初期型の方が、スポット溶接の数が多いですね、しっかり着けられています。
また、シアの取り付け方が少し違っているそうです。

後期型です



グリップセフティ復旧

メ カ

実物写真

おわりに

おまけビデオ
発火シーンの個体は、マルシンMP40 のマガジンを流用しているため15発くらいしか入れていません。 それ以上だと調子悪いそうです。カートは、MGC P220 用を使用しているそうです。
分解図
