
登 場

写真は1971年のカタログからですが、ストックに補強メダルが入っています。実銃では、よく見られますがMGC の製品では見たことがないものです。
登場は、MGC グラフィティによると1970年とのことです。
MP-40 の廉価版としてステンが発売され、高品質版ではトンプソンが発売されました。ブローバックの花盛りです。
カスタム

レシーバ上面の六角ボルトが廃止になり上面にボルトの頭は見えなくなりました。
また、コンペンセイターは実物大の物に変えられました。切削跡が良い感じでした。
レシーバには、フライスがかけられて刻印を掘りなおした製品でした。 ネット上でエジェクタが無いので排莢出来ないと書かれた文章を見たことがあるのですが、それは誤解です。 もともとMGC のエジェクターは実物形状なのはモールドだけで、実際は裏からネジ止めされているのですが、カスタムでは、そのモールドが削り取られていることから誤解が生じたものと思われます。モールドがないだけで裏にはエジェクターがネジ止めされています。
価格は通常の製品よりも1万円高く売られていました。
最終型??

かつてフレーム上面にあった2個のネジが下面に移動されて、見えなくなっています。 そのむかし、カスタムで実現されたものでしたが、通常商品にも採用されたものです。
分解図

New_分解図

2番のパーツのネジが下から止められています。レシーバー上面がすっきりで格好よくなっています。
チラシ

エキストラクターが可動式になりましたと書かれています。
この変更は、正常動作に重要な強化となりました。また、リコイルスプリングガイドもスチールになったと書かれています。

チラシ表紙
