
オークションにてbnz刻印のモデルをゲット、今までKar98 モデルガンでは、タナカはCMC と同じbyf(モーゼル社)刻印の モデルしか存在していないと思っていましたので新鮮に思えました。
ストックは明らかに前オーナーさんによって塗装がはがされています。まぁ良い感じですが。
bnz 刻印


また、cmc時代と同じ書体でmod 98 と刻印がありますが、わたし調べではKar98 に見られるのは
ザウエルゾーン社とエルマ社製の物のみに見られるとのことです(書籍情報)。
シュタイヤー製にもこの書体が使用されたのかはよく分かりません。
フラクトゥール書体で書いてみました → 𝔐𝔬𝔡 98
ノー・スコープマウント


上写真のようにリアサイトにスコープマウントはありません。右写真のようにかつては、ガスガンと共にマウントの付いたモデルしかタナカには存在していませんでした。ストックもリアサイト部分にかけて一段削られています。
もともと実銃の世界ではリアサイトにマウントの付いているものは、ごく少数なので
歴史再現から言うと、この変更は歓迎されるものだと思います。
刻印検証


シュタイア・ダイムラー・プフ社は、車両系の総合会社でありましたが、その中の武器製造部門は現在の Steyr Arms であり、最近の有名な製品にSteyr AUG があります。日本語ではステアーと表記されることが多いようです。右写真はwiki より。
こちらを参考にアムト番号を検索しました。
https://military-history.fandom.com/wiki/Waffenamt_codes
参考資料



- 最初のモノクロ写真はこちらの本です。
モノクロ写真のみで正直あまり面白くはありませんが、そうとうな数が掲載されていて情報量は凄いです。Backbone of the Wehrmacht: German K98K Rifle, 1934-1945
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カラー写真の本は、Karabiner 98k Volume 2 A & 2 B ですが、今では売っていないようですね。私が購入したときは3冊セットでしたが、いまでは2冊セットのようです。倒れるくらいの情報量です。
https://www.thirdpartypress.com/
アムト検証

参考ページ
https://www.reddit.com/r/Mauser/comments/gmve2e/what_are_these_markings_theyre_numbered_214_and/
謎のストック


また、ストックのアムトマークはWaA79というでたらめな番号ですが、この番号はCMC 時代から変わらないものです。この番号をネットで検索してみたら、こちらの道具を使ったのではないかというものを発見。
こんなものも売っているんですね。URL は下記↓
https://www.waffenamt-shop.com/en/stamps-for-german-weapons-period-to-1945-/1224-orzel-luftwaffe-2.html
メ カ




バヨネット

写真のように上2個の実物は入りましたが、下二つのレプリカは、すこし小さく出来ていてきつくて入れられませんでした。
ちなみに装着しているものはチェコの銃剣で銃口にかぶる部分が存在しています。
レプリカは木グリップがウインドラスで下はメーカー不明です。
実銃写真

https://pre98.com/shop/thur-jan-30-german-ww2-mauser-k98k-rifle-bnz-43-steyr-hard-to-find-code-all-matching-mint-crisp-with-sling-copy/
おわりに

おまけ
