外 観

写真_01
たしかサムズミリタリ屋さんで買ったようにありますが、はっきり覚えていません。
2個買ったのは映画 1917 で兵隊さんに2個ずつ供給されていたからです。

生産が間に合わないのでもっと欲しいが、2個しかもらえなかったのか、2個くらい使いなさいと 無理やり2個割り当てられたのか、どっちなのかよく分かりませんでした。


大きさ

写真_02
各国の物と並べていますが、同じくらいの大きさです。ただし全部レプリカなので正確度は?です。 ミルズ手榴弾が、ほぼ世界初の完成された形だったそうで、その後あまり進化は見られません。

作動原理

写真_01 写真_00

その後100年にわたる作動原理は、いまでも何も変わっていません。

銃のカートリッジの底に付いている雷管と同じようなものを撃針で発火させて、遅延火薬がジワジワと燃えて(5から7秒) 炸薬にたどり着き爆発させる。という感じでしょうが、炸薬の所にデトネーターという部品がたいていありますが、それが 何なのか?火薬で出来ているのか、マグネシウムみたいなものなのかよく分かりません。もし火薬で出来ているのなら 手榴弾は以下の4種類の火薬で成り立っているのでしょう。

  1. 叩いて発火する火薬
  2. ジワジワ燃える導火線
  3. デトネータ(起爆剤)
  4. 炸薬(TNT?)

火薬って少しの調合違いでいろいろな性格のものになるようで、奥が深そうです。

上写真の左写真のURLはこちら↓
https://www.staybehinds.com/kit/mills-bomb-no-36-grenade


メ カ

写真_00 URL は、こちら↓
http://www.deactivated-guns.co.uk/militaria/inert-wwi-no5-mki-mills-hand-grenade-mills-bomb-/prod_2856.html?review=write

参考資料

写真_cup
ミルズ手榴弾は底に鉄板部品を取り付けてライフルから空砲で発射できるようになっていました。 URL はこちら↓

http://www.inert-ord.net/brit/mills/pg3.html


おわりに

写真_03 モデルガンの写真を撮るのに小道具を探していたら、とうとう手榴弾に行きついてしまいました。 なかなか種類が多くて集めるのは楽しそうです。また、本物っぽくなくても許せます。なんたって 本物は危なくって仕方がありませんから、かえって一目で偽物と分かる物の方が、安心安全です。

それにしても世界には、目茶目茶詳しい人たちがいるものですね。勉強になります。
上写真は、デニックスのマーク3ライフル。