ガレージ ガンワークス

写真_10 ガレージ ガンワークスさんの製品です。良く出来ています。後で分解してみます。 定価 6,800円とありますね。

分 解

写真_11 写真_12

と、いうことで分解してみました。下の記事に出てきますが、残念なことに撃針部分の形状は本物とは違っていて アリイのプラモデルと同じ形状です。重量は、wiki によると本物は450グラム くらいあるようなので、少し軽めに出来ています。


外 観

写真_02 写真_03

亜鉛合金?製のようですが、そこそこ重いです。偽物である明示なのか、重さ調整なのか底に穴が開いています。 また、右写真のように首のガスが噴出する穴まできちんとコピーされています。 投げる前にガスでやけどする可能性があるグレネードって日本製だけだったのではないでしょうか?

また、97式では撃針を使用前にネジ込んでおかないといけなかったようですが、使用前っていつ頃にネジ込んでいたのでしょうか? 戦闘が始まってからネジ込んでいたのでは間に合いませんね。よく分からない運用方法です。


大きさ

写真_04 91式レプリカと並べています。擲弾発射部分を除けば、ほぼ同じ大きさです。
写真_05 他国製のレプリカと並べていますが、みなさん同じくらいですね。
もっともレプリカが正確な大きさで作られているかは 分かりませんが。

メカ

写真_05 めちゃくちゃ詳しいページがありましたので是非ご覧ください。サイコーです。

右の断面イラストで左が撃針安全位置で右がネジ込まれて撃発可能位置です。この状態で頭を固いものに打ち付け プライマーを発火させて投げるのだと思います。
URL は、こちら↓
http://www.inert-ord.net/jap02h/grenades/t97/index.html


メカ2

写真_01 こちらのページもものすごいですね。みなさん凄すぎ。

この図には、ちゃんとガスベントとガスが抜ける穴の記述があります。
Imperial Japanese Explosives - Land Mines and Grenades (Part 3)
URL は、こちら↓
https://ww2data.blogspot.com/2016/05/imperial-japanese-explosives-land-mines_22.html


参考ページ

写真_08 こちら大変参考になります。アリイのプラモデル造ってみようかな? https://ww2geak.com/archives/3555

オークション参考写真

写真_09 数年前にオークションで見つけた写真です。

おわりに

写真_07 九九式手榴弾レプリカとならべています。モデルガンは中田の九九式短小銃。

九九式は、すこしでも遠くに投げられるように小さくなっています。
また、撃針のネジ込みはしなくてよくなったようです。