ガレージ ガンワークス

分 解


と、いうことで分解してみました。下の記事に出てきますが、残念なことに撃針部分の形状は本物とは違っていて アリイのプラモデルと同じ形状です。重量は、wiki によると本物は450グラム くらいあるようなので、少し軽めに出来ています。
外 観


亜鉛合金?製のようですが、そこそこ重いです。偽物である明示なのか、重さ調整なのか底に穴が開いています。 また、右写真のように首のガスが噴出する穴まできちんとコピーされています。 投げる前にガスでやけどする可能性があるグレネードって日本製だけだったのではないでしょうか?
また、97式では撃針を使用前にネジ込んでおかないといけなかったようですが、使用前っていつ頃にネジ込んでいたのでしょうか? 戦闘が始まってからネジ込んでいたのでは間に合いませんね。よく分からない運用方法です。
大きさ


もっともレプリカが正確な大きさで作られているかは 分かりませんが。
メカ

右の断面イラストで左が撃針安全位置で右がネジ込まれて撃発可能位置です。この状態で頭を固いものに打ち付け
プライマーを発火させて投げるのだと思います。
URL は、こちら↓
http://www.inert-ord.net/jap02h/grenades/t97/index.html
メカ2

この図には、ちゃんとガスベントとガスが抜ける穴の記述があります。
Imperial Japanese Explosives - Land Mines and Grenades (Part 3)
URL は、こちら↓
https://ww2data.blogspot.com/2016/05/imperial-japanese-explosives-land-mines_22.html
参考ページ

オークション参考写真

おわりに

九九式は、すこしでも遠くに投げられるように小さくなっています。
また、撃針のネジ込みはしなくてよくなったようです。