ハートフォードから発売
ハートフォードからプラスチック製のHScが発売されたのは2016年の夏ごろでした。 それは、写真のごとくメーカー刻印が入っていないなど、カスタム素材としては最高状態でした。
すぐに当時のマルゴーさん(現Tke Five さん)から刻印カスタムが販売されました。製造したのは CAW さんだったようで、CAW さん独自でも刻印+ おもり のカスタム販売をうたい、ネットで予約を募集しました。
が、その後6年ほども時間がかかってしまい、このたび晴れて予約者様に向けて発売となりました。 そのおひとりから、写真をいただきページを書かせていただきました。有難うございました。
本体刻印
刻印ビデオ紹介
こちら実銃のビデオです。同じような刻印がビデオにありましたので紹介しておきます。19分45秒あたりです。
また、このビデオには
プロトタイプですが、たいへん面白いHSc も出てきます、15分26秒です。それは、まるでMGCのモデルガンのようなスライドのへこみを持つものです。プレス加工のためにへこみが生じています。生産簡易化へ向けたものでしょう。
もしかしたら小林さんは、このプレス式のスライドを知っていたのかもしれませんね。
Forgotten Weapons .com HSc紹介ビデオのページ |
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https://www.youtube.com/watch?v=tVtkeYwN6L0 |
マガジン刻印
本体おもり
ハートフォードのモデルガンは、プラスチック製なのでイラストのところに三角形の空間があります。 ここに入れるおもりをCAW で特別に製作しています。
テープで張り付けられているようで、見えませんので、掲載の写真はCAW ブログのコンピュータ画面を撮影したものです。
実物はというと、youtube で見ると、あまり空間は無いのですね。と、いうことはモデルガンの 空間は最初からおもりを入れる予定だったのか、材料節約かのどちらかでしょう。
youtube はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=yTRqwVRBrAE&t=52s
フレームすき間のおもり
本物は、すこしでも軽くするために肉抜きされているのですが、モデルガンでは逆にそこに鉛で出来たおもりを 挿入しています。上のイラストは大戦中のドイツ警察本からですが、戦後生産のHSc ではフレーム後方が分割式に 変更されています。 戦前形状は削るのが大変そうな形状ですものね。
フレームの隙間に、ぴっちり埋め込まれたおもり。
けっこう重くなっているのでしょうね。
このおもりの鋳造時にCAW 社長は、ひどい熱中症にかかり回復までかなりの時間を要したようです(ブログより推察)。 おかげで、CAW カスタム・HSc の発売は延び延びになったようです。
グリップ
グリップにもピッタリのおもりが入れられています。
まったくどこまでも追及していますね。素晴らしいです。
でも健康には気を付けてください。元気じゃないと鬼気迫る追及もできません。
色も少し濃くしているそうです。
カート刻印
カートにまでしっかりと刻印が入っています。色まで入っていますね。それにしても、ずいぶんと古そうな刻印を選んでいますね。おかげで実物写真を探すのに手間取りました。
刻印は、ウインチェスター・リピーティング・アームズです。WRA 刻印は珍しいのではないでしょうか? このあとの合併などで変わった W−W刻印(ウインチェスター・ウエスターン)のカートは多く見かけます。
けっこう探し回って見つけたWRAの32ACP 実物写真です。このページのオリジナル言語は、スペイン語のようです。 右上の言語選択を英語にしてみています。
https://municion.org/Ficha-08-017-CDC-010-0272/
MUNICION ページで検索の仕方
ここのページは、無茶苦茶資料が多いので勉強になります。
トップページからメニュー4個目のデータベースでの検索方法を書いてみました。 むかしの方が選ぶだけで簡単でしたが、増えすぎたためでしょうか、現在はこのシステムです。 ちょっと分かりづらいのでイラストのようにするとOKです。人気カートでは、あまりにたくさん出てきますので、見ていると飽きてきますが・・・。
超マニアック・カートのページ |
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https://municion.org/ |
紙 箱
何とも素敵なイラストです。
おまけ
何年もお待たせしたお詫びのオマケです。お得意のレーザー刻印が施されています。
御礼ごあいさつ
このたびは、貴重な品物の写真をいただきページを書かせていただきました。匿名様どうも有難うございました。また是非お願いします。