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ウエスタンアームズ製のベレッタをお借りしてきました。 79年10月号に次期発売広告が、1980年2月号に 発売広告が出ています。それによると登場は1979年(昭和54年)12月20日だったそうです。 当時は、MGC とWA は提携関係にあり、WA のガバメントの元はMGC 製です。 このベレッタもMGC 用のMG キャップを使用するブローバックモデルです。
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このホルスターも当時のWA 製です。裏に刻印があります。
本体が8,500円、ホルスターが 2,500円だったようです。
おそろいで貴重な物です。 お借りした物は、初期の物なのか後期の物なのか良く判りませんが、ヒケがすごくて プラ製モデルガンの弱点がモロに出ています。
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構造は、ごく普通のベレッタで実銃の構造そっくりです。CMC 金属モデルのように変更しているところはありません。
シアなども実物同様です。フレームの関係でエジェクターの止め方が違います。
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フレーム後方は亜鉛製で、接合部が目立たないようにグリップのカーブとあわせてあります。
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この亜鉛フレームは、前方まで延びていて強度と重さに貢献しています。
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MGC 最終型の金属モデルガンと比較してみました。 WA 製は、フレームが上記のように亜鉛+ABS で幅広くなっているため、スライド幅も大きく MGC のスライドはWA のフレームには入れられませんでした。 しかし、その他は概ね同じ作りの感じです。マガジンは相互に互換ありです。
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スライド内側のファイアリングブロック形状などを見るとWA の物がMGC 最終型を参考に作られている事は
明白です。
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会社が提携関係をしているからか、この両者は兄弟のような物です。 52年規制で金属製のベレッタが販売できなくなりましたが、このような高品質の プラ製モデルガンが出現してきて、金属の時代を知らない人たちは違和感なく 楽しめたことだと思います。
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