写真00

CAW から最近発売されたガバメントをお借りしてきました。
エアガンばかりの近頃にモデルガンの新規製品は、大変珍しいと思います。
また、大変力の入った製品でなんと実銃とパーツ互換まであるそうです。
したがってこれを触っていれば、実銃の感覚がつかめると言う物です。
29,800円とプラスチック製にしては少し高いです。


写真01

箱はナンともシンプルです。製品に金を使って他の省けるところは省いてください。

いつも金ぴかの金属モデルガンを撮影していますので、ヘビーウエイトで表面がつや消しな物は 難しいですね。まったくスライドが光らないので、アクセントの付けようがありません。


写真02

セレーションもくっきりと入っています。バレルは、黒色です。
ワイドハンマーが特徴ですね。箱の中に説明書が入っていて、この辺の事を詳しく書いています。


写真03

プラ製のモデルガンですが、バレルは完全閉鎖です。カートも実物っぽいですね。ダミーカート専用です。 次回は、発火モデルが出る噂があるそうですが、売れ行きしだいなのかもしれません。


写真04

マガジンもしっかりした作りで、右の実物とまったく見分けが付きません。当然、実物マガジンも使用できます。


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撃発部には、ダミーの撃針が見え、まるで本物のようですが、この撃針は飾りで、ハンマー打撃しても動きません。 プラ製なのにやけに安全対策を考えているようです。


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プラグ先端加工も施されていて、リコイルスプリングが嵌っています。


写真07

プランジャーチューブも後付けでくっきりしています。実銃もあとから付けてカシメています。
フレームのエッジも立っていて綺麗ですね。


写真08

ディスコネクターもガッチリ出ています。おかげでスライドの戻りが悪いです。
少し削るといいかもしれません。


写真09

ホビーフィックスのモデルに比べて小さなスプリングフィールドのマークです。

それにしても、どのような製造工程なのでしょうか?インナーフレームは、どうも亜鉛製のようなのですが あとからはめ込んだ感じではないですね。写真のハンマー軸の上に接合線が見えますが、このように樹脂と一体化されています。金型にセットして 一体鋳造されているのでしょうか?手間がかかってますね。おかげでインナーフレームといった感じではなく、 まるで削り出しの一体感を味わえます。


HF金属と比較

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CAW 同様こだわりのホビーフィックスの金属ガバメントと比べてみました。


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まったく同じサイズのようで、相互に互換ありです。
HF の金属ガバは、同社メガウエイトと互換ありなので、とうぜんCAW ガバにメガウエイトのパーツも使用できます。 このCAW のオーナーは、いつもは HF メガウエイトのスライドをセットしていました。メガウエイトの方が少し重いです。


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ほとんど同じように見えます。CAW の物はバレルのリンク部分が薬室側に回らないようになっています。 実銃では、HF のようにリンクが回り過ぎるものの写真しか私は見た事がありません。実物は円形にミゾ切削なので そうなっている物でしょう。


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刻印もおんなじです。


写真14

フロントサイトがCAW の方は切り込み入りです。これについても説明書に記載があります。


Gun 誌 登場

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2007年の7月号に試作品ということで写真が掲載されています。


おわりに

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CAW のこの固体は、フレームとスライドの噛みあわせがフレーム先端の方がゆるくって ご覧のように隙間からリコイルスプリングなど見えます。ちょっと残念なところです。
固体ごとに差はあると思います。その後Gun 誌を見ていたら「実銃でもバネが見える」 物があることに気が付きました。「へ〜、そうなのか・・」と驚いたしだいです。

クラフト・アップルさんが決定版のガバメントを製造してくれてありがたいです。実銃に近い基準の物がないとモデルガン、エアガンが どれほど似ているのかさえ判断が付きませんから。モデルガン冬の時代、いや絶滅の時代に このような高品質な物が見られて幸せでした。


おまけ分解図

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