ルガー マーク1

CMC 製 Ruger .22 Automatic Pistol
昔は、アメリカンルガーと呼んでいた。ドイツのP-08 はLuger でこちらはRuger 。 日本語はR の発音が無いのが残念。おかげで英語が皆にがて。

ハワイ旅行で生まれて初めて実弾を撃ったのが、このGun であった。 銃にワイヤーが取り付けられていてあまり感動も無かった。
ジャムしたときに自然とマガジン抜いて薬室から弾を取り出した動作は 自分でも驚いた。「そうだ、おれはGun が趣味だったのだ」と思い出した瞬間であった。 今から15年以上も前のお話。

このモデルガンは、人から貰ったものであまり愛着が無い。自分が良いものと思っていた モデルガンから順に譲っていき、この趣味を20年以上やめていた。おかげで現在復帰したときに、当時 どーでも良いと思って押し入れ深く眠っていたモデルガンのみ残っている。

皮肉なものである。お気に入りはすでに無く、疎遠な物が手元に残った。 夢はいつでも手の届かないところにあるものだ。

このGun が何故モデルガン化されたのか今でも不思議に思う。

当時、ガス管細工とか言われた安くて美しくはないけれども機能は十分なピストルとして デビューしたルガー・マーク1である。

実弾を撃ってこそ意味のあるGun だと私は思っていた。 当時のモデルガンはミリタリーがほとんどで、いわば歴史物構成で現代もののモデルアップは、されていなかった。

この銃の特徴であるグリップ裏からワンタッチで分解できるはずなのだが 写真で判るとおり割れてしまい、どうにもバラせない状態になっている。

中は錆びまくりで、なんともはや・・この子は私の手元に30年くらい居るのに可愛がった事はない。


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