こ、この箱の絵はナンでしょう・・、今ではヒットラー崇拝と取られて絶対に発売出来ないでしょう。たいへん古い物です。
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「この紋どころが目に入らぬか!」「ははぁ〜っ」と、言っても 今頃水戸黄門なんか知らない人が多いかもしれません。
パッケージに書いてあるとおりホンリューから発売されていたPPK の紙箱です。
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中身は、豪華けんらん、こうなっています。サイレンサーは、鉄製です。
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モデルガンは、ハドソン製でMGC 1型PPK のメカ丸ごとコピー品ですが、大きさは1cmほど大きく、実銃サイズです。刻印は実物どうりに入っています。
MGC の機関紙「ビジェールNo.3」でニセモノとして挙げられている製品です。1966年ごろでしょう。
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左がMGC 1型です。1cm大きいことがわかります。メカは、全く同じです。マガジンサイズも大して変わらないので、ハドソンのPPK は後方に引き伸ばされた感じです。
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こちらは、実銃サイズのCMC と並べています。CMC には、実銃グリップが装着されているように大きさは、忠実に再現されていると思われます。
ハドソンも同じ大きさです。
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ホンリュー??私は1972年からしかモデルガンを知っていないので、すでにホンリューブランドは無くなっていました。最近までホンリューという名前は、知りませんでした。そこで古いGun 誌で調べてみました。
1963年(昭和38年)3月号の広告です。当時は漢字の「本流」です。
銃関係の洋書の輸入販売をしていたようです。
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こちらは、1967年(昭和42年)4月号です。南部14年式の発売広告です。ここでは、カタカナの「ホンリュー」に変わっています。ひとつ前の広告にあるオリエントルクスという会社名も連名で乗っていますので、「本流」=「オリエント」=「ホンリュー」=?「ハドソン」という関係が想像できます。
住所は写真では消していますが、ハドソンとホンリューは、同じ町内です。この事から、この3社のオーナーは、同じ人ではないかと思っています。
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ホンリューは、1967年までGun 誌に広告を出していますが、それ以降見当たりません。ハドソンは、1967年4月号から登場していますので、数か月間両社はダブっています。その後、ホンリューをやめたかどうだかで、ハドソンがメイン会社として、おもてに出てきたようです。
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このモデルガンは、「モデルガン・リターンズ・究極のモデルガン大図鑑」という本に完品写真が載っています。 オーナー様、貴重な箱を借していただき有難うございました。
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