インドのウインドラス社から発売されているM1 ガーランド・ロングタイプ銃剣ですが、米軍採用モデル名でいうと
M1942 なのでしょう。ですが、大きさなどはM1905 銃剣と同じなので、このページでは、さやだけ1905 用のものを用意して
M1905 銃剣として扱います。
また、1905銃剣の長いブレードを10インチでぶった切ったものがM1905E1 型銃剣です。
それは、のちのM1 銃剣の元になりました。
写真のE1 銃剣は、デニックスの亜鉛製のものですが、ブレードの溝が先端まで切ってあり、
ロングブレードを切り落とした形になっています。すなわちM1 銃剣ではなくってM1905E1 銃剣と言えます。
着剣装置部分は、全部同じ構造ですので、1903ライフルやガーランドに付けられます。
写真の真ん中のS&T 社のエアコキ1903ライフルは、バレルが少し長いので
銃剣がロック位置まで入っていません。
ウインドラス刻印
なんとなく、それっぽい刻印が入っています。
WT ってのは、Wilde Tool 社の製造刻印のようです。
こちらの英語ページに載っています。
https://sites.google.com/site/m1905bayonet/
Wilde Tool 社さんは、検索したら今でもあるようで、プライヤーなんか売っています。
スカバード
スカバード=さや、はアメリカのオークションサイトeBay から購入したものです。
上のものが革製で、下がキャンバス地です。
当然リプロ品ですが、良く出来ています。
銃剣の方は、インド仕様でそれなりな作りなので、さやの方が立派です。
こちらの本に、詳しく解説されています。
本の表紙と似た写真も撮ってみました。後ろ二つはウインドラス製品です。
革製のものが、モデル1905のようです。購入したものは、セカンド・タイプみたいです。
キャンバス地のほうは、モデル1910のようです。
キャンバス地の内側には、硬い革で内さやが存在しています。
もともとウインドラス銃剣に付属していたプラスチック・スカバードは、モデル3と呼ぶようです。
ガーランドにも装着できるのですが、やはり1903ライフルの方が似合うでしょう。
上はCAW のモデルガン、下はエアガンです。上のCAW は、エアガンが3,4個買えるお値段ですが
写真で見ると、どちらも同じに見えてガックリです。
実物写真
実物写真ですごく良いのがありましたので取ってきました。オークションの写真です。
こんな写真が撮りたいのですが、エンフィールド1917ライフルは、モデル化されていませんし
1903ライフルもこのリアサイトの初期型は、かつてCAW が限定販売しただけです。
なかなか手が届きません。写真で満足しましょう。
図面
1903ライフルの書籍からとったものです。