図は、AK-74 すなわちAK-47 の生産簡略版であるAKM を5.45mm 口径に改良した物である。
銃口のでっかいマズルブレーキが特徴だ。 西側諸国が5.56mm 弾(M-16の弾)をこぞって採用したためロシアでも検討され採用されたのであろう。 開発は銃とおなじく1974年と思われる。 現在、どれほど普及しているのか、また軍隊内部での位置づけなど私はよく知らない。 外観はAKM そのまま。カラシニコフ銃はストックに何も入っていないので 折りたたみ形式ストックなど、様々なバリエーションがある。
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ボルトキャリアーの形状が怪しいが、断面図を描いてみた。 弾丸が発射されると銃身先端部より発射ガスがピストンに導かれピストンが後退し ボルトを動かす。もっともオーソドックスな方式。 ピストンとキャリアーは黄色、ボルトは白で描いている。 撃発はハンマー式。
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私が購入した物は、ボディにプレスで「すじ」の入れられた純正のダミーカートである。 実銃の世界でも動作チェックなどにダミーカートが用いられるが、実弾と間違わないように ひと目で判るように「すじ」が入れてある。右写真にあるでっかい弾は、米軍の30-06 弾 のダミーカートである。 昭和 6年日本で26年式拳銃の模擬弾に実包が混入。死亡事故が起きたため、 ダミー弾はケース周囲にローレットを入れるように兵器局銃砲課から申請されている。 実包の存在する世界では、ダミー弾はひと目でそうと判らないと大変危険だ。
アジア歴史資料センター・レファレンスコード=C01006469700
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こんなパッケージに10発入っていた。
ケースも弾頭も鉄製だ。よく付く。
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左からAK-47、AK-74、M-16 の弾 米軍の5.56mm よりロシアの5.45mm 弾の方がケースが短く、弾頭が長いが弾頭重量は同じくらいだ。 エネルギーはM-16 の方が少し大きい。
AK-47 系の銃のパーツ変更を最小限に抑えるためか?
7.62x39 弾と5.45 弾のケースサイズがほぼ等しい事が良く判る。
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ロシアン・ファミリー
ひだりから5.6x39 、5.45x39 、7.62x39 、7.62x54R 。
右のでっかい物は、ドラグノフにも使用されているロシア伝統の軍用弾である。
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今回登場したオールキャスト。 AK-74 のクリップには15発入るようになっている。あと5発揃えたいものだ。
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その後・・・ | ||||
もう10発買い増した。
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パソコンの5インチベイがたくさんあるケースを買うと全部埋めたくなるように
クリップがあると全部入れてみたい。 15発揃って気持ちが良い。満足してます。
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