外 観

この2025年の年末にタナカさんから発売されたアルミ製のトレンチガンVer 2用のカートを買ってみました。 予約販売がされていましたが、入荷後すぐに売り切れたようで製造個数が少なかったのかもしれません。 買えてラッキーでした。

写真左の2個がそのカートです。次の2個はVwe.1 用のタナカのカートです。右の2個は実物ダミーカートです。 実物ダミーは、タナカカートよりも少し大きいのでマガジン・チューブに入りません。


メ カ

構造的には、以前のカートと変わりありません。 写真はVer.1 のカートと並べています。
キャップ火薬を2個入れて発火させることができます。

注 意

この商品は、Ver.2 用ですので私のようにVer.1 の人は、うまく動かなくても文句を言ってはいけません。 私のVer.1 では、まともに動作できませんでした。分かっていて購入しているので問題ありませんが・・・少し残念。 上の写真と記事はタナカワークスさんのWEB からです。

こちらは真鍮ケース

タナカさんの製品はアルミ製で塗装にて金色に光っていますが、一番左に置いているものは本当の真鍮製の 散弾銃用ケースです。打ちガラに鉛弾を入れてダミーカートにしてもらったものです。 以前は、よくオークションでも見かけましたが、今では売っていませんね。

真鍮ケースは、長いのがわかるでしょうが、チャンバー的に問題はないのかと思われるかもしれませんが 散弾銃のカートは、発射後は口が開くためにケースが長くなるので真鍮ケースのように長くても何の問題もないのです。


米軍 M19カート

上の写真は1945年に米軍正式となったモデル19 12ゲージ OOバック(ダブルオーバック)です。 下記のページから取ってきました。下記ページの写真はクリックすると広告ページに飛ぶので シフト+右クリックで保存をお勧めします。


実銃カートの歴史

ウインチェスター1897がトレンチガンとして軍に採用された時の正式弾薬は紙製のケースの12ゲージ弾薬でしたが、戦場で水にぬれて紙が膨らみ 装填できなくなる事例が発生したようで、1930年代に真鍮ケースとなったようです。当初はのこぎり状のクランプもありました。

その後2次大戦の終わりごろの1945年には、モデル19として新たにナンバー付けされたようです。 上の写真は近年、退役軍人さん用にウインチェスター社が限定生産したものです。

その後真鍮ケースはプラスチック製となり1960年代にモデル162となり、ベトナム戦争で使用されたようです。


M1938 ポーチ(レプリカ)

WW2時代のM1938ポーチのレプリカも買いました。

写真のようによくできています。中には10発入ります。


散弾の構造

写真は、もう40年くらい前にアメ横あたりで購入した散弾銃のダミーカートです。 ちゃんと火薬以外の中身まで入れてあってしっかり作られています。

左は鳥を撃つ小さな弾丸を発射します。真ん中は日本で昔は九粒弾と言っていましたが ダブルオーバック弾(大粒散弾)、右は一発弾のスラッグ弾です。 最近の熊の駆除に使用されるのは、もっぱらスラグ弾と思います。 ハーフライフル・バレル用のものは、弾頭にライフリングが施されていないのかもしれません。 私は狩猟免許を持っていないのでよく分かりません。

むかし父が散弾銃で獲ってきたカモを家で食していた時に、時折「ガリッ」と 鉛玉をかむことがありました。懐かしく思い出します。


散弾はワッズという緩衝材みたいなものにくるまれていますが、昔はコロスと 呼んでいたような記憶がありますがやや?です。

散弾の発射工程は、雷管が叩かれると発火しその炎が叩いても燃えないが急速に燃焼する発射火薬に 燃え移りワッズと鉛玉を同時に発射しますが、ワッズは空気抵抗ですぐ近くに落下し 鉛玉たちが一群となって飛んでいきます。


参考書籍

M1938ポーチの写真やオマケの図は、こちらの書籍からの引用です。 良い本だと思います。日本のアマゾンで1万3千円くらい。

  • Bruce N. Canfield's Complete Guide to United States Military Combat Shotguns

  • おわりに

    モデル19と、言えば間違いなくスミス・アンド・ウエッソンの357マグナムを思い起こすところに タナカさんからレアなオプションパーツが発売されて感激です。アルミ製ですが見た感じ真鍮製と変わらない外観です。 まったくレアなところまで踏み込んでいただきマニアとしては頭が下がります。 おかげでもっとレアな領域に踏み込んでいきそうになっちゃいます。何とか踏みとどまらなければ・・・。

    オマケ

    左から、紙ケース、真鍮ケースM19、プラケースM162
    上記の参考書籍より。