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コルト・ダイアモンドバックのグリップをコクサイのモデルガンに着けてみました。
ダイアモンドバックは、ご存知のようにパイソンより少し小さな銃です。が、 日本のモデルガンは、もっと小さく作られています。コクサイの物の元になったCMC 製作品が 小さく作られていたためです。
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なんとも無骨なデザインですが、S&W には無い男っぽさを感じます。
このグリップは、かなり使用されていたようで右側のチェッカーは磨り減っています。 ジャンクと言う事で購入した物です。
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横から見ると、旨くマッチしているようですが、実はスカスカです。 モデルガンのフレームが本物よりも小さいせいです。
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これだけ、隙間が生じます。実銃がひとまわり大きい事が伺えます。 青い矢印の部分は、コクサイのフレームに 合わなかったのでフレームを削ぎ落としています。 実物グリップは、一箇所も合う所がないので、大体こんな感じだと思われるところで 装着位置を決めました。自分では決まったと思っています。
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右側のグリップは、何故かグラグラでしたのでパテで隙間を埋めてしまいました。
どうせ実銃サイズのモデルガンは、存在しないので。青い矢印がモデルガン用に開けた
穴です。
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ちなみに、ダイアモンドバックとディテクティブは同じDフレームなので、ホビーフィックスのディテクティブに
グリップを合わせて見ました。ほぼピッタリです。 また、グリップ固定穴もぴったり合いました。
反対から見たら、なんか変です。 →
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ついでに、どのくらいコクサイの方が小さいのか比べてみました。 想像していたより差はありませんでした。と言う事は、実銃に比べて銃身が短い事と、グリップフレームにかけて、やや小柄なだけのようです。 もっと小さいのかと思っていました。ただし、トリガーガードは、ずいぶん小さいです。今まで「小さく作られている」とばかり 書いてきたので、コピー元のCMC の設計者に謝罪しておかなければいけません。
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グリップと関係ないのですが、コクサイのモデルのサイドプレートが
平らではなかったので黄色矢印のハンドが浮きっぱなしで、全然シリンダーを回してくれませんでした。
ハンドは、サイドプレートに押さえられて動きますので、サイドプレートとの隙間が
多いと写真のように半浮きになりシリンダーをしっかり回せません。 修正は、簡単です。平らな硬い金床の上でサイドプレートにあて木をして思いっきり ハンマーで叩きました。以前は、机の上で2,3mm カタカタしていた物がこれで1mm くらいに収まりました。 他のコクサイを見た事がないので判りませんが、サイドプレートの平滑性が無いモデルは 叩けば、かなり改善します。
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パイソンのセカンドタイプと競演です。 この時代のグリップは、なかなか味わいがあります。
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パイソンの方がかなり大きいです。
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1974年のコルト社カタログの写真に比べるとメダリオン下の波型切込みがゆるいです。 このグリップは、1960年代の物かもしれません。
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実際に撃つ場合は、ラバーグリップが良い事は誰でも知っていますが、
モデルガンに付けて楽しむには、やはり木製グリップですね。 ダイアモンドバックのモデルガンが、どの程度小さく作られているか判ったりして 新発見もありました。かなりくたびれたグリップでしたが、ずいぶん楽しめました。
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