S&W の純正木グリップには、憧れた物だ。子供の私には高価すぎて買えなかった。 Gun 誌を見ては、ため息を漏らしたものだ。数十年経って再びこの趣味始めてみると、かつて 手が届かなかったグリップたちも、買える値段だ。「うーーん、大人になってよかった」と思う瞬間だ。 ついつい購入してしまう。「うーーん、いくつになっても懲りないモンだ」。
S&W のグリップは、いくつもバージョンがあってとてもそろえきれる物ではない。
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切り欠き無し | 少し切り欠き | スタンダード | ローダー切り欠き |
また、チェッカーリングの部分で、ひし形にスクリュウ部分をカットしていない物は、古いタイプで
ダイヤモンドチェッカーと言い、アメリカでもコレクター対象になっている。たいへん高価だ。
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Kフレーム用コンバットタイプ
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モデル686から取り外したという純正木グリ。 いつの日か、これを入手してM−19 に取り付けたいと思っていたが、図らずも案外簡単に実現してしまった。 さっそくコクサイのM−19に取り付けてみた。何も加工せずに取り付けられる。今のモデルガンは素晴らしい。
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なんとも良い感じ。フレームラインも少しズレがあるだけでほぼピッタリ。 実際に握ってみると小指の部分が出っ張りすぎで私の手には全然しっくり来ない。 本当に撃つのなら削る必要がある。アメリカ人の手はでかい。
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Kフレーム用オールドタイプ
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オールドタイプといってもダイヤモンドチェッカーでは無い。 スピードローダーの切り欠きが無いタイプだ。 S&W のグリップの色は、おおむねこのような黄色系であるが、下に出てくる赤系もあるのを最近知った。
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コクサイのM-19 4インチに取り付けている。持ってみると、この銃身長はバランスが最高に良い。実銃は、きっとよく当たるのではなかろうか?
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Nフレーム・ローダーカットタイプ
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スピードローダーが出現してからは、グリップの切り欠きが追加され、ローダーが使えるようになった。
写真はCMC のM-27 に取り付けている。写真で見るとK フレームもN フレームも違いが良く判らないが
手に持ってみるとN はやたらと、でかい。このまま殴っても凶器になる感じ。 M-27 は、357マグナムが世に出た時の初めての採用銃だ。N フレームなので大きくて心配が無い。357マグナムは、その後K フレームに降りてきたが、やはり強度に心配があるのか現在ではKフレームサイズのグリップにN フレームタイプの機関部を持つL フレームが中心的だ。
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なんとも良い感じのグリップだ。赤系の塗装は、黄色系と材質が違うのかもしれない。
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CMC のM−27は、フレームが少し短く、上部も少し段差が出来る。しかし無加工で取り付けられた。
金型で製作するモデルガンは、亜鉛を流し込んだあと少し縮むらしい。その誤差も考慮して製作されている。
実物グリップが簡単に付けられるなんて製作者の熱意に感謝したい。
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Jフレーム・バナナタイプ
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コクサイのM−36に付けている。少し下がり気味だが無加工で取り付けられた。 これは、たいへん握りやすい。気に入りました。
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我が家の38口径・そろい踏み
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ほんの一ヶ月前は、ひとつも無かったのにグリップ買ってしまうとGun も当然購入してしまう。
本末転倒だ。子供の頃の夢は、かなったがそこで満足できないのが人間だ。 次々と欲しい物が出現して困ってしまう。
自分が若い頃、中年のおじさんたちは、すごく人間が出来た人々に見えたもんだが
自分がその年齢になって判った。見かけと違い頭の中身は、あまり進歩しないモンだ。
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