なんだか、とっても古そうなホルスターを入手しました。
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裏側は、このようになっています。ベルト通しのところは、2段に縫われていて強化されています。
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内側には、赤い布地が貼られていて、丁寧な作りです。
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縫い方もチエン・ステッチといって、一ヶ所が切れたら全部抜けてしまう縫い方です。
縫い目が奇麗に整っていますのでおそらくミシンで縫われているのではないでしょうか?
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ベルト通しの部分は強化されています。ホルスターの表面には、厚い革の上に艶のある薄い上級な皮が貼られています。 非常に丁寧に造られているホルスターです。まだ、拳銃そのものが珍しく、高価だったころの時代の物ではないでしょうか?
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軍用ホルスターについては、写真の洋書に日本軍の解説図面があります。形状は、このホルスターと全く同じものです。
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こちらの本には、写真が掲載されています。貴重なものです。
この書籍は、オール・オリジナルな物の写真で大変に貴重な資料です。お勧めです。 http://www.日本の武器兵器.jp/index.html
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このホルスターは、あきらかに民間用だと思いますが、当時こんなに大きな拳銃を使った人ってのは、どんな人だったのでしょう。
退役軍人さんか大金持ちくらいではないでしょうか? 明治期に作られたのではないか?という製品に巡り合えて幸せでした。歴史の重みを感じます。 このホルスターには、六研のラシアン・モデルがお似合いだと思っていたところ、 子連れ狼 さんが ホルスターに興味があるとのことで、旅立ってもらいました。お似合いのGun とともにブログを飾ってください。
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追 記子連れ狼さんから、すばらしい写真をいただきましたので掲載させていただきました。リンクを開くと幅1024 ドットのでっかい写真が別窓で出ます。
このモデルは、六研の無可動モデルガンに 子連れさん有難うございました。
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