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ドイツ空軍が銃器不足のため採用したハンガリー製拳銃用のホルスターである。 アメリカのオークションで落札し、ベラルーシ共和国より購入。 (写真の銃はPPK エアガン)
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P37というハンガリー製の拳銃はどんなものか判らなかったので調べてみた。 http://www.wolfi-klein.de/frommer.html のページを参考にした(ドイツ語)。 それによるとRudolf Frommer (1868-1936)氏の開発によるストレートブローバックの 小型拳銃を改良したものだという。写真を見る限りでは、ブローニングの影響が強い。 銃身の固定方法までは判らない。 当初は9mm口径だったものを7.65mmに落としている。判りやすくいえば380ACP を32ACPに している。威力よりも装弾数を選んだのではなかろうか?(1発増える)。 また、ドイツ空軍は採用に際し マニュアルセフティを要望しそれはフレーム左に装備された。ガバメントと同じ位置である。 銃には、製造所を表す暗号 jhv が刻印されている。1936年に5万丁のオーダーに対し1944年10月まで85,000丁生産されたらしい。非常に撃ちやすいと書いてある。
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ホルスター裏側には製造所の記号の jsd と製造年であろう1942 が見られる。 また、空軍の検査マークのようなものも付いている。鳥のマークに2か21と数字が書いてある。 物は未使用品である。使われた形跡はない。 この手のホルスターは、この出品者がたくさん売っているのでドイツ軍のデッドストックと思われる。レプリカではないと思う。つくりは非常に丁寧だ。 その後調べて判ったのだが、jsdとはBerlin にあるGustav Reinhardt 社の記号である。
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![]() 地図ソフト・メルカトル使用
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ベラルーシ共和国って皆さん知っていますか?私はどこにあるのかさえも知らなかったので
調べてみた。ドイツからモスクワを目指していくとポーランドを通り抜けベラルーシに
行き着く。モスクワまでもそう遠くはない。 ポーランドもベラルーシも第2次大戦中はドイツに占領されていてひどい目にあったところだ。 また、ベラルーシ南部はチェルノブイリと近く、原発事故のときは多くの子供が犠牲になったようだ。 ベラルーシの歴史を見てみるとソビエトにもいい様にやられていたみたい。 ヨーロッパには多くの国々があり、現在でも紛争が絶えない。
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しかし宇宙から見ればカップヌードルの宣伝ではないが「No Border」。 国境線なんてない。どこからどこまでがどの国かなんて全くわからない。 僕らは国にではなく地球に住んでいるのだと思ってしまう。
上記の絵はXplanet というソフトで北緯30度から見たヨーロッパである。
今日のベラルーシは雨だ。雲の画像は3時間おきに更新されるリアル画像である。
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このホルスターにモデルガンを入れてみた。 MGC のPPK は写真のように収められるが、左のマルゼン+ZEKE のものは入らない。 マルゼンのガスガンは、実物よりもフレームが2〜3ミリ厚いと思う。
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ホルスターの内側にはP37 用を示すスタンプが見られる。Pistole 37 と書いてある。 ちなみに英語ではPistol と最後のe が無いのでドイツ語のページを探すときは Pistole と入力すると良い。 Nur fur Pistole 37M. (Ung.)Kal.7.65m/m と書いてある。
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実に凝ったつくりだ。丁寧に作られている。裏側からベルト通しをとおって
前面に保護バンドが回っている。 おかげでベルト通しは、一箇所しか縫っていないのに ぐらつきも無くしっかりしている。
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洋書には空軍でPPK も使用されたとある。このホルスターとは、マガジンの位置が違う。
写真左下には、空軍マークとPPK のスタンプを載せた。
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PP 用もあったらしい。当然ホルスターはもっと大きなものだったであろう。 このホルスターとは、やはり予備マガジンの位置が違う。
ちなみにPP用などは結構な高値で売られている。ここに紹介したP37用は案外安かった。
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その後、購入したミリタリー・ホルスターの本にPP 用で同じ物が掲載されていた。
製造は同じくjsdである。
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--- * --- ご参考 ---- * ---
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