14年式ホルスター分類表



写真 14年式ホルスターの実物を購入したついでに、種類を調べていたらいろいろバリエーションが あることを知った。
そこで、判りやすいように表にしてみた。
分類の仕方は人それぞれであろうが、右の書籍は11とうりに分類している。 それに従ってみた。

いつも参考にしている洋書→
「Japanese Military Cartridge Handguns 1893-1945」
(Harry L. Derby III & James D. Brown 著)

タイプ1から時系列に分類しているようだ。

タイプ1
革製。

予備の撃針入れは無い。

裏の真鍮リングが楕円形である。

 

タイプ1-A
予備の撃針入れ付き。

裏の真鍮リングが楕円形。

 

タイプ2
予備の撃針入れなし。

裏の真鍮リングが四角形。

 

タイプ3
予備の撃針入れ付き。

裏の真鍮リングが四角形。

 

タイプ4
予備の撃針入れ付き。

裏のリングが鉄製。

 

タイプ5
裏のリングは真鍮製。

バネ入り取っ手。

ロックプレートは真鍮。

 

タイプ6
裏のリングはクロームメッキ鉄製。

バネ入り取っ手。

ロックプレートはニッケルメッキ鉄製。

 

タイプ7
裏のリングは漆塗り鉄製。

バネ付き取っ手のロックプレートも漆塗り鉄製。

 

タイプ8
ボディーはゴム引きキャンバス地。

フタは革製。

 

タイプ9
フタも含めてゴム引きキャンバス地。

キャンバス地の予備撃針入れ付き。

 

タイプ10
フタも含めてゴム引きキャンバス地。

予備撃針入れは革製。

 


この表に従えば、私の購入した物はタイプ2である。


撃針入れは無い。

左側の吊りリング部に修繕のあとがある。丁寧に縫い直してある。

バンド通しが痛んだ特に糸が切れたのではなかろうか?


中田商店のレプリカは撃針入れがある=タイプ3。


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