謎のモデル
そのむかし、オヤジーたちにとってはウェブリーというイギリスの拳銃は、謎の多いモデルでした。 インターネットの無い時代ですので、写真のようなエンフィールドのラウンドグリップでも これがウェブリーなんだと思っていました。
エアコキ登場
最近アマゾンやyoutube でいくらでも紹介されています、エアコキガンです。 このGun のいいところは、大きさや形状がほぼ実銃を再現しているところです。
写真の図面は、CAW の社長宅をファンクラブの面々と訪れた時にお土産でもらったものですが、ご覧のように エアコキもしっかりと大きさは再現されています。
あれから8年くらいたったと思いますが、すこしずつ製品化へ進んでいるようです。
写真の亜鉛製テストパーツは、最近 CAW 社長からいただいたものです。
社長、製品化待っていますよ。
アマゾンのページから取ってきた写真ですが、ほぼナイロン製のようです。軽いです。
シリンダーにブッシュを入れてスポンジの弾を飛ばすようです。ラッチの板バネがすぐに折れるという書き込みもありましたが 私の物は、まだ大丈夫のようです。
刻 印 等
銃身長が3種類あるので、それぞれマーク4、5、6という製品名になっていますが、実銃から見たら このモデルは。マーク6をモデル化したものです。
外 観
スッポンポンのシリンダー、いつもインサート有りの物しか見ていないので、ドキッとさせられます。
同じく銃身もスッポンポン。
ここからエアが出てきてスポンジ弾を飛ばします。
メ カ
シングルアクションのみで、ダブルアクションではハンマーは起きません。
トリガーが引けるだけです。
ハンマーを起こすと1,2センチピストンが下がりバネを圧縮し、トリガーを引くとピストン前進とともに エアが圧縮され放出されるようです。
右側のグリップは、中身のパーツを外さないと取れないようです(未確認)。
右のグリップも左同様、はめ込んでいるだけでした、確認済み。
大きさ比較
38口径のエンフィールドと比べると、こんなに大きさが違います。
タナカのイギリス軍用1917と同じ弾ですので大きさも同じくらいです。
と、いうことでタナカのカートを入れてみました。残念ながらエジェクトはうまく出来ません。 エアガンのスリーブの方が少し大きいようです。
カートの参考写真です。左の2個が、マーク1ダミーカートでカナダ産ではなかったかと思います。 マーク1のカートは長くてマーク2以降はケース長が少し短くなりました。
次がタナカの発火カートです。一番右は38S&W でドイツのGECO 社製。 これだけカートの大きさが違うので、同じウェブリーでも455口径と38口径では、その大きさがすごく違います。
重さ比較
ガスガンは、バレルを鉛で埋めているので、より重くなっています。タナカのプラ製モデルガンは、カート込みです。
ガスガンは、バルブを除去しバレルはフォーシングコーンまでびっちり埋められています。
おわりに
なかなかに形の良いエアガンの紹介でした。すでにインナーバレルを付けてBB 弾化したものや 素晴らしい塗装を施したものなどネット上には、いろいろ登場しているみたいです。 素材が良いといろいろやってみたくなりますね。ドライヤーなどで熱するとスムーズグリップ化に出来たりするのでしょうか? なかなか実行にも移せないのですが、いろいろ妄想を起こさせてくれる面白エアガンでした。 1個5000円くらいですので大人買いで、3種類購入してみました。安いとありがたいです。
うんちく
イギリス軍が採用したウェブリーモデル一覧。このほかにフレームとバレルのバージョンが違うモデルが 多く存在し、それらは *(スター)を付加して呼ばれます。現在多くのページではウェブリーと言えば、ほぼマーク6です。
参考ページ等
実銃についての参考ページ。
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https://classicfirearms.be/webley%20service%20revolvers.html
マーク1から6までを解説。
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http://www.hlebooks.com/ebook/webload.htm
PayPal で購入し、メール送信でパスワードをもらうと読めるeBook
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https://www.youtube.com/watch?v=kNnd0r_a8ps
たいへん参考になるビデオ