いつかはクラウン

写真00

「いつかはクラウン」とは、1983年発表のトヨタ・クラウン7代目のCMキャッチコピーです。 私たち年代には、なじみのフレーズで、ほとんどの人がいつかはクラウンを買いたいという思いを描いていました。 今から考えると、このころは毎年右肩上がりで賃金や売り上げが上がって行き、明るい未来しか考えられませんでした。 24時間戦えますかというリゲインが登場しても、だれもパワハラだとは思ってなく、ビジネスマンの鑑だと思っていました。


写真02 私がMG34を見た、手にしたのはもう10年くらい前でしょうか?まだ日暮里にあったころのシカゴレジメンタルさんで 手に取りました。機械加工の粋を集めたような機関銃は私の心に「いつかはMG34」の想いを強く刻み付けたのでした。 プレスで出来たMG42とは全然違うのです。その思いで右のイラストを描いたものでした。

あれから10年??
とうとう、電動ガンですが手に入れました。ほんとうは無可動銃が良いのですが、高価でとても買えません。 欲しいのに入手が難しい物でも似たようなものを手に入れると、かなり心の穴が埋まることは経験済みなので 思い切ってRWA 社の電動ガンをオークションで購入しました。15マンでしたが相場よりは安かったです。 ほかにMG34 を手に入れるには、昔のアサヒをオークションで狙うか、無可動実銃を購入するのか、日本に入ってこないデニックスの モデルガンを何とかしてみるのか、と方法は限られます。


外 観

写真03 写真は、なかなかイラストのようにはいきません。被写界深度の事もあり、この辺が私の腕では限界です。 バレルジャケットを光らすためには、ライトがもう二つくらい要りそうです。カートは3Dプリンタ製のプラスチックです。 ちゃんと実物リンクに嵌ります。

写真04 写真05

写真06 写真07

残念ながらトリガーやセフティの刻印はありません。バレルワンタッチ取り換えのレバーを押すと、すこしバレルがグラつきますので 何とかしたら本物のようにバレルジャケット回転が実現するかもしれません。バイポッドは実物にあるロック機構は省略されています。この個体の木製バットストックは割れたものが接着されています。ほかのWEB サイトでも割れたストックは見かけていますので、RWA 製品には、そこそこの割合で存在するのかもしれません。


写真08 写真09 写真10

排莢孔にはフタがありません。また、写真のダミーカートのようにモーゼル弾の大きさではありません。NATO 弾ならOKかも?

ドラムマガジンは電池の給弾式でメカがいっぱい詰まっています。電動ガンはさっぱり分かりませんので触らないようにしておきます。


MG42 と比較

写真11 写真12

写真13 写真14 写真15

ショウエイのドンガラMG42 と並べてみました。家族には3万、3万で2個で6万と言っておこう。 大量人殺し兵器の模型を大事に抱えているなんて女性にはとても変態にしか見えないことでしょう。

バレルジャケットが切削とプレスなので全然違っています。銃口回りは似ています。ドラムマガジンは、松栄に付いている 実物互換品はRWA には取り付けられませんでした。RWA の方が少し大きいようです。取り付けステーを少し曲げると 実物も取り付けられると思います。



実銃の動作

写真16 写真17 実銃のお話ですが、初期のころのMG34 には発射速度が変えられる機構がグリップ内に収められていたそうですが 複雑なのですぐに廃止になったようです。上の図にあるものがそうだと思います。 上の図は右の本から抜粋で、イギリスの電子ブック屋でPDF 書籍を購入できます。

動作はバレルがすこし後退するショートリコイル式でカム溝で回転しロックの外れたボルトが後退して ベルト給弾用の機器を動かします。バレルは後退しやすいように 銃口付近にブースター と呼ばれるパーツが存在しています。
バレリの先端はピストンの形状になっています。
図にはありませんが、 バレルの戻りスプリング も設置されています。


MG34 の歴史

写真18 MG34のもともとの原型は、Louis Stange さんによって設計されたMG30です。マガジン供給式で反動利用式のようです。 Stange さんは、他にも MP34 サブマシンガンやショウエイのモデルガンで有名な FG42 の設計者です。 英語版のWiki にはMG30 の設計がルイス・シュマイザーさんとなっているのは誤りです。

ワンタッチの銃身交換を可能とする要求を満たしたHeinrich Vollmer さんによる新設計がMG34 となりました。 Vollmer さんは 、MP40 の原型の開発者としても有名です。また、パテント訴訟合戦で Hugo Schmeisser さんの天敵です(私見)。

Werner Gruner さんがMG34 の非生産性を改善し、 MG42 を設計したと言われています。私は個人的にMG42 は、プレス屋さんと ローラーロッキング屋さんの二人が設計者だと思うのですが、通常はグルナーさんしか出てきません。


MG30 の動画紹介

MG34 参考WEB の紹介


おわりに

写真23 写真のようにRWA のMG34 は、背中がプレス皺で歪んでいます。実物はここがまったいらです。少し残念なところです。 上写真のアンモ缶は戦後のNATO 弾の物なので7.92 モーゼル弾は長すぎて入りません。NATO 缶は価格が安いのでこれで我慢しています。

写真24 装備品は右のフィギュアを参考にしたのですが、実際に身に着けてみると重くって、私はピストルは要りませんってなりますね。 ガスマスクも予備パーツも水も入っていないのにです。 むかしの兵隊さんは大変だったのですね。


参考書籍

写真29

他モデルの資料


おまけ

写真25 写真31 写真32

先日ウクライナ戦争のニュースで、ロシアのドローンを打ち落とすのに水冷のマキシム機関銃を撃っていました。 驚きました。今でも現役、もしくは引っ張り出されたのでしょうね。弾薬は何なのか気になりました。

早く停戦協定が結ばれることを願っています。