(6)小物 3点


小物が大ごとになった・・・後悔記

◎ブロ−ニングの本を買う

1.つまづき始め

いろいろなサイトが売っているが、初めから「海外にも送ります」と謳っているところは少ない。 ほとんどは、アメリカ、カナダのみのようだ。 24ドルから34ドルの販売価格で試しに24ドルのところで支払いページに行ってみたが 送料が10ドルかかると書いてある。まぁ、金額もはらないので今回は、海外向けもちゃんと説明してある こちらのページで購入する事とした。

I.D.S.A. BOOKS ↓

http://www.idsabooks.com/cgi-bin/idb455/100186.html

PayPAL のような支払い代行機関のページは無くってそのままカード支払いを済ました。 その後受け付けメールは着たが1ヶ月経っても品物は来ない。 以前の経験から船便だと90日はかかることがあると知っていたので、おとなしく もう1ヶ月くらい様子を見ることにした。

6月に入って問い合わせメールを出してみた。以前に来たメールに「Re 」で出した。

音沙汰なし・・・・

「どーなんとんじゃあー」と今度は「問い合わせ」という題でメールを出す。 数日後、「品切れです、キャンセルするなら連絡してください」というメールが来た。
「なめんとんかいワレッ!」とは言えないので「こりゃ だめや・・、 まったくやる気が見られない」。即キャンセルメールを出した。

2.再挑戦

いろいろなところで売っているので再びチャレンジ。

6月9日ここで再度購入を試みる。PAYPALのようなページは無く 簡単な支払いページで済ませた。

http://www.wholesalehunter.com/ の中のこちら

http://www.wholesalehunter.com/product/browning/brngdes/jmbbook.htm

購入後オーダー番号自動メールが即座に帰ってきた。 数日後手書きのメールで「安全のため米国またはカナダの発行カードしか取り扱っていません」と 書いてあり、振り込むか為替か何か送る方法がありますと書いてあった。 うーーむ、なんだか面倒そうだが親切にいろいろ方法を書いてくれているので むやみにキャンセルするのも忍びない、これも何かの縁だと思い、振込みに挑戦してみることとした。

3.手数料地獄

6月13日銀行より振り込んだ。 なんとまぁ、ややこしいこと。振り込むのに40分はかかった。 印鑑が要るのは想像していたが運転免許までコピーするのにはびっくりした。 カードならば簡単に世界で買い物ができるのに振り込むとなると大騒動だ。

インターネット上では近いが現実社会ではアメリカは遠かった。 手数料も「えっ何でそんなにかかるの??」というくらいに高い。 24ドルの本を買うのに1万円ほどかかった。

数日して30ドル足らないとメールが来た。「どうすれば良い?」と先方が書いてあった。 向こうも困っているのだろうがこっちも「どうすりゃいいの?」。
1万円を無駄にするか、もう1万払って本を手に入れるか?

銀行に行って30ドル振り込むのに 4,500円も取られるのも馬鹿みたいなので PayPal でやってみることにした。 本当に相手先メールのみで送金できるものか不安だが、なんでも勉強だと勝手に送金手続きを取った。

結局、PayPal には加入していないとのメールが来たのでPayPal をキャンセルした。 しかしクレジットカードからは、PayPal にしっかりお金が引かれていた。来月復活してくれるのであろうか、ちと不安だ。--->翌月にマイナス計上されていた(入金という事)。

仕方がないので再び銀行より振り込む。今度は別の銀行へ行った。
なんとなく手続き終了しかけて「受け取り手数料はいかがいたしますか?」と聞いてきたので 「それって何??」。前回の振込み時には何も聞かれなかった。

ここがポイント!
知らなかった、お金を送るほうに手数料がかかるのは理解できるが、降ろす先方にも手数料がかかるのである。 したがって前回振り込んだときは、手数料先方負担のため、お店には52ドル全額は渡っていなかったのである。

とすると今回30ドル足らないのにこちらから 30ドル送って向こうはそれを引き出すのに20ドルくらいかかるのであれば、 先方は再び不足メールをよこし、こちらはまた銀行手数料が 5,000円くらいかかってしまう。無限地獄に陥る。

しかたない、手数料は依頼人負担でお願いした。 6月17日に振込み、3日後に発送されたようだ。1週間で品物が到着した。 お店の対応は親切であった。しかし買いたいと思ってから、えらいお金と時間がかかってしまった。 この本はいろいろなお店が売っているので カード決済やPayPalの支払いが明記していないサイトでは買わないほうが良いですよ。

4.得た知識

海外送金には2種類あってwiring funds(電信送金)が上記の振込み方法で手数料も高い。 もうひとつはcertified funds(小切手)を銀行で切ってもらってそれを郵送する。手数料は安い。この方法は まだ試したことがない。

5.涙の総額

お店

払った
ブローニングの本$24.00品物には満足
実質1週間
送料$28.00
電信送金手数料$30.00
110円換算で9,020円
銀行

払った
A銀行送金手数料(1回目)4,500円金額には大不満
勉強代には
高かった
B銀行送金手数料(2回目)7,500円
国内の銀行手数料2回分計12,000円
恐怖の総額 !21,020円

↑各銀行で書式が違う、赤丸のところが引き出し手数料負担を決める。

6.後記

こののち、小切手を送りつける方法を学んだ。アメリカのオークションeBay では、PayPal 以外ではもっぱらこの方法だ。
口座入金よりも手数料は安い。小切手作るのに2,500円、EMS 郵便で送るのに1,200円、計3,700円。
約1週間でアメリカの出品者へ届く(米国までは24時間だが、そこからが長い)。小切手には相手の名前が記入してある。 そのまま封筒で送ればよいだけ、簡単、明瞭です。
7.追記、まとめ

上記記事の2年後に書いています。

最近は、もっぱら郵便小切手を送るようにしています。銀行よりも安くて(2,000円)郵便局なら 小さなところでも扱っています。「送金小切手を作りたい」と言って頼みます。銀行で作る小切手は、 自分で書くことはないのですが、郵便局の小切手は、住所やあて名を全部自分で記入します。
米国では、銀行小切手よりも郵便小切手の方がメジャーなようです。
作ってもらった小切手をEMS で送ります。かんたんです。

通常、米国オークションの出品者は PayPal かマニーオーダーを受け付けます。この Money Order というのが郵便局で作る送金小切手のことです。 アメリカでは通販では銀行小切手より一般的なようです。

以下、海外送金の最も良い方法順です。

  1. PayPal で払う−−−最高
  2. 郵便小切手を送る−−−まあまあ
  3. 銀行小切手を送る−−−めんどくさい
  4. 銀行で振り込む−−−最悪、やめた方がいいです


◎「MISHIMA」三島由紀夫のDVDを買う

amazon の本家アメリカサイトで購入。 8日後速攻で送ってきた。さすがに大手アマゾン本家。日本で買うのと何も変わることはない。

1970年(昭和45年)、当時小学生だった私は三島の割腹をニュースで知った。テレビに何度となく 映し出される演説姿は良く覚えている。享年45歳。「この人はどうしてこんなことをしたのだろう?」 ずっと疑問に思っていたがこのたび、こんな映画があったことを知り、鑑賞してみてなんだか疑問が解けた気がする。

この映画はコッポラ、ルーカスと重鎮が製作に名を連ねた非常にまじめな作品だ。 日本では遺族の了解が得られなくて公開されなかったようだ。 男色家の描写がほんの少しあるためかな?三島作品を読んでいない方でもこの映画で3本分「劇中劇」 で紹介されています。全編日本語。主演の緒方 拳は私にとって「強い男」のイメージがするので もっと「やわ」な人に演じてほしかった。

なお、リージョンはアメリカなので家庭用DVD 機で見るときはリージョンフリーでバックアップして観ると良い。 1層DVD なので再構築の必要はない。おすすめ→DVD Shrink(フリー)。

MISHIMA
DVD
18$ 計24ドル

満足度=

(8日)

送料 6$


◎NRA (全米ライフル協会)版「分解図集」を買う

 amazonのアメリカサイトで購入。
私のGun 知識の基準であるNRA の分解図書籍、この本は日本の amazonに発売前から予約で頼んでいたが 半年後入手できないとのメールが来た。それでは、アメリカから直接買おうとアマゾンのアメリカサイトに 行ってみた。新品在庫は無かったのでユーズドで購入。1週間後到着した。日本では発売前から予約しておいても 買えなかったのに・・・こんなことなら初めからアメリカで買えばよかった。

このユーズド制度は、アマゾンに登録されている別業者又は個人がアマゾンからお金をもらって発送する仕組みなので 人によってはものすごく到着が遅れたことがある。しかし、今回は速攻で送られてきて良かった。品物は新品であった。 なお、お金はアマゾンから引かれるのでブローニングの本のように支払いで困ることはない。いい制度だと思う。

NRA Firearms Assembly
(分解図書籍)
14.5$ 計24.3ドル

満足度=

(7日)

送料 9.8$


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