ビフォー・アフター
写真は、同じ猫ですが子供のころと大きくなったものを合成しています。同じ椅子に座らせましたので縮尺はあっています。 大きくなったもんです、模様も少し変わるんですね。
2023年5月末にメーカーさんからクレームをいただき、ページを閉鎖しようとしたところ、たくさんのメールをいただき 継続することにしました。ご声援いただき有難うございました。
しかし、考えてみればページも大きくなったものです。少し永くやりすぎましたが。
もともとゴミみたいなページでしたが、多くの方のお力添えでこんなに大きく育ちました。 有難うございました。
メーカーさんからクレームをいただけるほどに発信力があるページに育ったんだと感じます。 おかげさまで当初の目標は達成しました、そう、このページにはもともと目標があったのでした。
朝4時の電話
2001年春の何事もない日、就寝中の朝4時に固定電話が鳴って飛び起きました。いたずらかな?と一瞬思いましたが なんだか嫌な思いがして電話口に急ぎましたが、間に合いませんでした。これは何かが起こっていると体中の血が 逆流するのを感じました。すると、すぐに携帯電話が鳴りあわてて取った私に、信じられないような話が親から告げられました。 弟が死んだ。危ないとかそんなのではなくって死んだとのこと。動転しまくり車も乗れない気分なので慌ててタクシーを呼び 病院へ駆けつけました。そこには昨日の夕方、元気に話をした弟が横たわっていました。まだ暖かくまるで眠っているようでした。 心筋梗塞だったようです。yonyon
しばらくたって遺品を整理中に弟のノートパソコンを開いて中身をチェックしました。女房子供に見せられないものがあったら大変ですものね。そこには書きかけのホームページがあって題名がyonyon でした。
すでに私はmaimai という名でホームページを立ち上げていましたので、それに影響されて作ろうと思っていたようでした。 私の方は絵などの内容のページでしたが、弟のそれはモデルガンのページでした。
右上写真はかつてのmaimai ホームページより一部
私はモデルガン趣味は引退していて、すべて弟にやっていましたが、この一件で弟の家からモデルガンを全部持って帰って
ホームページを製作することにしました。題名はyonyon とし、まるで弟がまだ生きているように書こうかと最初は思って
いましたが、けっこう無理があるので題名だけそのまま、製作はmaimai のままスタートしました。
ゴミページ
なんとかスタートしたモデルガンページでしたが、弟のミニチュアガンのページだけでまさにゴミページでした。
それまで私は銃の事はだれにも負けないくらいに詳しいと思っていましたが、インターネットを歩いてみると
なんと詳しい方が大勢いる事か・・・。まったく自分の知識では太刀打ちできないものでした。
ビジュアル的にイラストを使用したかったのですが、当時は自分では描けなくて、どこかに銃のイラストは無いものかと 探していたらあったんです、それも素晴らしい品質と品揃えで。
それがずいぶんとお世話になったENDO さんのページでした。そのイラストを使用して、自分の勉強もかねてスタートしたのが 今のページ構成では「 図 鑑 」の部分です。
ENDO さんのイラストを使用させていただき、何とか趣味らしいページがスタートできました。
旧モデルとの出会い
弟のところから持ち帰ったモデルガンの中でタナカの44騎兵銃が亜鉛崩壊で崩れかかっていました。仕事関係のお付き合いのAさんと 話しているときに何気なく相談したら、なんとその方はモデルガンが趣味で、何とかしてやるとタナカに掛け合って修繕して くれました。その後、団塊世代の先輩であるAさんちにお邪魔してMGCのオールドモデルを拝見しました。そうか、自分で持っていなくても写真を撮らせていただいたら記事が書けるんだ、と気づいた瞬間でした。
A さんはその後、難病のため何年も闘病され昨年旅立たれました。
写真の勉強
自分でモデルガンの写真を撮っていて、まったく行けていないのに気づいてはいたのですが、ここに凄い腕前の人がいて そうとうに驚き、また勉強になりました。それがkama さんでした。
なんとも色気のある写真を展示していましたが、そのうちページは閉鎖されました。
また、彼に引けを取らないくらいに凄い腕前の人も出現してきました。それが偽レーサーT さんでした。彼のインターネットへの デビューにすこし関われたのは光栄な事でした。
このころSo-Sui さんとエングレ・クラブの仲間たち、井浦先生などと知り合い、幸せなひと時を過ごさせていただきました。
絵の勉強
WEB ページを書いていて、ここにこんなイラストが欲しい、と思っても今のようにグーグルで画像を探すなんてことは むかしは出来ませんでした。そこでチョイチョイENDO さんにリクエストして描いていただいたのですが、 頻繁に頼むわけにもいかず、何とか自分でも描けないものかと試してみたら、こりゃまたビックリ・・。 ドット絵は描いたことがあったのですが、ベクトル絵画も結構思ったように描けることを知りました。意外でした。 それからは、自分でイラストを描くようになりました。謎のブローニング
私が初めてモデルガンに触れたのは、中学生のころに友人からもらったマルゴーのブローニング380でした。 当時はけっこう友人間で譲ったり交換したりしていました。
当時は何も思っていませんでしたが、この度モデルガン趣味を復活したら、なぜにMGC とマルゴーのブローニングは
全く同じなのか?という疑問が生じてきました。また、調べていくとチーフやセンチニアル、ワルサーPPK など
MGC のコピー品が多く発売されていることを知りました。これはGun 誌にMGC が広告を出していないことと何か関係がありそうだ
と思ったのでした。ナゾがあれば解明したくなるのは、人のサガです。何度か記事にしていたところ、幾人かの人から
メールで教えていただいたりMGC 機関紙ビジェールのコピーをいただき1965年の住民票騒動にたどり着き、ここが
業界分裂の元であり、またモデルガンの品揃えの豊富さへの分岐点でもあったことが解明できました。
夢のインターネット
むかしは、インターネットは手の届かない壁の向こう側でした。パソコン通信をやっている我々は、誰かが転載許可を 得てからでないとそのファイルにはアクセスできませんでした。それが今では、どこへでも行ける、写真も地図も動画さえも 世界中の物を手に入れることが出来ます。とはいえ、やっていることは、近くのケーキ屋さんが営業日なのかを 調べたりしていますが・・・。
私のページで唯一価値があると思われるものは、26年式拳銃の源流を探り当てたことです。
グーグルの画像検索のおかげと言えます。まったくどこまでも進歩する物です。この先どこまで行くのでしょうか?
ハゲにハゲ
銃のマニアは、ふだん決してトリガーガードに指は入れません。ところがメールとなると、たいていの人は、「ただいま、 フロ、メシ、寝る 」式の本題主義の文章を書く人が多いです。この傾向は理系、機械好きの人に多く見られます。 それってトリガーに指をかけて銃口を向けていることとそんなに違いは無いのです。
ビデオなら表情で、電話なら息遣いで、言葉の意味を補填できますが、テキストデータのみでは、それが
怒っているのか笑っているのか、さっぱり分かりません。私たちはインターネットに対する教育を受けていません。
ですから自分で気を付けるしかないのです。
真実をそのまま言ってはいけません。
ハゲにハゲと言ってはいけないのです。相手を怒らせてしまいます。
オクで知り合う
むかしのヤフオクは、相手とメールでやり取りしていました。住所も匿名などなかったので個人情報ダダ洩れでした。 しかし良いこともありました。同じ県内に住むモデルガン仲間と知り合うチャンスがありました。 5,6人の人と知り合い、オフ会でお会いすると各人が持っているモデルでほとんどすべての会社のモデルガンが カバーできる事が分かり、完成はしないだろうとは思いましたが、各社ごとのモデルガンページをスタートさせました。
やがてこれがメインとなり、完成に向けて自分も盛り上がりました。
資料感謝
多くの方から写真や資料をいただき、何とかハンドガン部門は、ほぼ完成しました。 有難うございました。しかし正直、燃え尽き症候群のような感覚を受けました。
また、長物については惰性で始めましたが、やる気の方が付いて来ずに
停滞しているのが現状です。加齢のせいもあると思います。
法律論
15年くらい前に「 ザの人 」というブログの集合体のようなページがありまして、そこでモデルガン談義などしていたのですが 「マニアがマニアを売る」銃刀法違反事件がおきまして、ザの人は閉鎖されてしまいました。また、その影響をこちらも被り 家宅捜索を受けました。その時に感じたのですが、よくネットで法律論を戦わせる人たちがいますが、現場では全く関係ありません。刑事さんの胸先三寸で押収するかしないかが決まります。押収されると所有権を破棄するように勧められます。また、それに 賛同しなくても科捜研でズタズタにされるそうなので、押収される=消滅する と考えていいと思います。自分では良いと思っていても、判断は刑事さん次第なので、法律論に走るよりも徹底した遵法精神が求められます。
すべてに有難う
ここまで、ずいぶんといろいろな人にお世話になりページを運営できました。 改めて御礼申し上げます。とりあえず閉鎖は、まだしませんが、65歳なので何があってもおかしくもなく、 とりあえず御礼のみ先に言わせていただきます。
yonyon を見ていただき有難うございました。弟もあっちで
喜んでいると思います。有難うございました。