SAA 調整用のジグを作ってみたので紹介します。 SAA は、ダブルアクションリボルバーと違って、機関部がすべてフレームの中にあり 、目で見て調整することが出来ません。そこでジグを活用します。
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これを作ったきっかけは、せっかく購入したパーツの組み合わせが悪かったからです。
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(1)拓本を取る紙をSAA のフレーム穴にあわせて鉛筆で拓本を取ります。 この時にフレームのエッジも取っておくと何かと便利です。
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(2)板に写すその紙を適当な板に置いてキリで写し取ります。センターは見た目でやりました。 人間の目は結構正確です。 フレームラインも写し取ります。 板は、反りの無い物にしましょう。写真は、風呂用の「すのこ」の板です。硬いです。
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(3)穴を開ける
モデルガンの軸を計測して近い大きさで穴を開けます。 穴を開けたら裏からモデルガンの軸を差し込みます。
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(4)めでたく完成です
完成です。これで動かしながら少しずつヤスリでパーツを削って合わせます。
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(5)参考文献maimai さんは、なんて頭がいいのでしょう・・・なんてことはありません。 この本の受け売りです。
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ここに調整用ジグの記事が載っています。本の例は、スプリングまでセットできる 本格的な物ですね。
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この本には、実銃の正確なデータがたくさん載っていて、SAA 調整を極めようとする方には、お勧めです。 私は知らなかったのですが、右写真のように実物のメインスプリングには、ハンマーローラの 通るミゾが切ってあるのですね。
紹介したショップマニュアルのページはこちらです。米国外からの購入は出来ないようです。 http://www.gunbooks.com/
私は、こちらの「コンバット・ブックス」にてメール問い合わせで購入しました。 http://www.combatbooks.com/ ご参考にどうぞ。
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(6)調整完了
ジグのおかげで簡単に調整できました。 作例はスチールですので亜鉛パーツの場合は、叩かない方が良いでしょう。 ↓ しかし このあと組み込んで「あーでもない、こーでもない」と果てしなく調整は続くのでした・・・SAA の道は長いです。
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