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超音波溶接機って知っていますか?私は、はじめて聞きました。 ネットで調べたら「 熱可塑性プラスチック製品の溶接部に超音波をあて、そのエネルギーによって発熱させて溶接する」との事です。 超音波そのものを知らないのでよく判りませんが、プラスチックを溶かす事は簡単にできる物です。 目に見えない微細な振動による摩擦熱の利用なのかもしれません。 モデルガンでは、割れたグリップの修繕にもってこいです。
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これが、その超音波溶接機です。本来はプラスチック板のスポット溶接に使用する物だそうです。
ハンダこてみたいに熱源がありませんので、スイッチを入れたらいきなり素材が熱くなります。
指で挟んで溶接していたから熱いのなんのって・・当然ですよね。プラスチックが簡単に溶けるくらいですから・・。 本格的にやるのなら瞬間接着剤などであらかじめ形を整えておいてから手袋をして取り掛かるべきでしょう。
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本来はこの二つの電極のようなあいだにプラ板を挟んで点溶接する物ですが、グリップの修繕には
丸いほうのみを使用しました。
左側に内側を溶かして貼り付けたグリップが見えます。 初めてやりましたが、けっこう何とかなる物でした。1箇所に付き2〜3秒押し付けるだけです。
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こちらは、友人に慎重にやってもらった物です。 ボロボロだったMGC のグリップですが、ほぼ修繕できました。 MGC のこの時代のグリップは、大変割れやすいので困った物です。
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裏から見れば、慎重に溶接している事がわかります。あまり溶かし続けるとチェッカーまで
台無しになりますので慎重な作業が求められます。
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この溶接機が凄いのは、素材が違ってもくっつけられる事です。 実は、MGC グリップは欠けていて欠損部分があったのですが、写真左のマルシンのグリップから 切り取って貼り付けています。ようく見ると色が違うのがお分かりいただけるでしょう。
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友人のおかげで捨てるばかりだったボロボログリップが使用できるようになり感謝しています。
この溶接機械は、オークションで中古を数万で購入した物だそうです。 面白い物を触らせてもらいました。割れたグリップも何とかなるって事が判って面白かったです。 持つべき物は、機械好きな友人だなぁと、しみじみ思いました。
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