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登 場

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紙 箱・正式名

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マニアには、良く知られているように騎兵銃というのは通称で、正式には三八式騎銃といいます。
タナカさんも判っていらっしゃるようで箱には騎銃と書かれています。しかしエアガンで騎兵銃と書かれているタナカの箱もありますね。


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ちゃんと騎銃って書かれています。でも機関銃と間違いやすいので運用では、騎兵銃と呼んだという記述もネット上で見ました。


腹ボテ問題

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上3個の写真は、実物でネットから取ってきたものです。 一番下のタナカ・モデルガンは、リアバンドのあたりから機関部へかけてストックの下部が若干腹ボテになっています。

このモデルは、鉄バレルなので初期の製品だと思われますが、他のロットやエアガンには、これ以上にお腹が膨れているものを見ることがあります。 これはタナカの特徴だと納得するのか、はたまた実銃のように削って再塗装するのか、悩ましい部分です。修正は結構ハードル高そうです。


写真06


バレル長っ問題

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kashiyuko さんのブログの  こちらのページに書いているように、タナカのバレルは長いので銃剣がうまく装着できません。

写真は、両方タナカ製の上が騎兵銃で下が38歩兵銃です。着剣ラグで合わせると、フロントサイト位置が違うのが分ります。


写真05

前期型も後期型も銃剣のボタンロックがかからないので、引っ張ると前方へ抜けてしまいます。


写真12

友人と私の持っている30年式銃剣4本でロック位置からバレル止めまで(つばの内側)の長さを計ってみました。結果は下記のようです。

前期型92mm
前期型92mm
後期型94mm
末期型?97.7mm

写真13

ご覧のように間隔が92mm以下でなければ銃剣はロックできないのですが、タナカのモデルガンは、約105mmと、長すぎるのです。13mmほどバレルを削る必要があります。


バンド小っさ問題

写真08

私は、この個体しかもっていないので他の製品がどうなっているのかよく分かりませんが、この個体に限っては、 リアバンドが小さすぎます。前からは、入りません。ではどうやって入れているのかというと、写真のようにストックをバラして リアバンドを入れています。この方法だとストックに傷が全く付かなくて組み立てられるのです。これはあんまりですね。実銃に似た機構なのがモデルガンなのに。 でも上記のkashiyuko さんのページでは、リアバンドは前方へ抜けていますね。ロットによってバンドかストックの出来が違うのかもしれません。 私の個体では前方へは抜けません。


写真09

頭にきたのでオクで入手した実物バンドを使うことにしました。スイベル冠の形状が独特です。 ひょとすると形状の同じ四四式騎兵銃の物かもしれません。四四式は、バンドの下側が銃剣が入るようになっていますね。

写真のように横からだけ見ると分かりませんが、実物バンドは、大きいためガバガバな状態です。


夢の実現2

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子供のころに大阪の上六ガン&ホビー の赤いカタログに載っていた、長物集合写真に憧れていました。 オトナになったらミコアームズなんかぜーーんぶ買うんだ・・と思っていましたが、売ってもいない時代になっちゃいました。 でも代わりにタナカさんから販売されていますので、やっと夢がかないました。


写真11

こちらが上六のカタログ写真です。一番上の六研モーゼルは発売になりませんでした。代わりに52年規制後にCMCから 発売されました。

ちなみに夢の実現#1は、 こちらです。


実物分解図

実物分解図

タナカさんは騎兵銃用の分解図を作成していませんので、実銃の分解図を参考に載せておきます。 NRA 長物分解図集93年版より取ってきました。

タナカさんのモデルガンでは、マガジン部や前方スリング環形状に違いがあります。