アザレア・雑 記

1.カップの大きさ違い
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カップand ソーサーを眺めていたら大きさの違いがあることに気がついた。
左の物の方が直径が小さくてスマートだ。通常は右のサイズで左の物と並べてみると「ボテッ」としていて スープカップのようだ。

左の物は、ラーキンマークだがこのマークには右のサイズのカップも存在するので おそらくは、スマートなカップはラーキンマーク最後期のものにだけ存在すると思う。


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重ねてみると直径の違いがよく判る。 スッポリと被さってしまう。当然上がスマートカップ。
なお、余談だがアザレアの花びらに 点々を描いているカップはラーキンマークにしか存在しない(皿などはラーキンマーク以外にもある)。

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容量を一定にするためなのか、直径が小さな分、高さを増やしている。
試しに水を入れてみたが両方同じ容量のようである。

こうやって比較すると左のスマートな曲線がよく判るが、ざっと並べていただけでは気付かない。


2.デザインの違い
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これは日の出マークのシュガー、ミルク入れである。

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裏印を見るとミルク入れのほうには無い。
ミルク入れにも本来はあった物と思われるが、戦争の関係なのか剥がされた物を良く見かける。

日本なら鬼畜米英の品物で割られるところであろうが、米国では敵国日本の製品でも こうやって生き残っている。


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日の出マークの時期(大正年代)のアザレアは葉っぱの描き方が違うので裏印が無くてもすぐに区別することが出来る。
写真の黄色い矢印のごとく葉っぱが開いていないのである。最初のミルク入れの写真をもう一度見てもらいたい。

また、日の出マーク時代は、緑矢印のようにシュガー入れのフタが小さい。
アザレアの色も薄い。



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