名 称 | Borchardt 1893 | ||||||||||||||||||||
所 属 | ドイツ | ||||||||||||||||||||
口 径 | 7.65mm ボーチャード | ||||||||||||||||||||
記 事 |
ドイツ人、ヒューゴ・ボーチャード作だがアメリカにも住んでいたので本によってはアメリカ人と、ある。
1893年特許。のちのLuger ピストルの原型。 ライフルに使われていたトグルアクションを拳銃に応用した。ショートリコイル。 銃身長7 1/4 、全長14インチ というから、かなりの大きさだった。 アメリカでは、木箱にホルスター付きのストック、予備弾装などが入ったセットで発売された。
ドイツ人のボーチャードは16歳のときにアメリカに移住した。その後、ウインチェスター社で働きながら
独立の機会をうかがっていたのかも知れない。
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この銃の弾薬は7.65 ボーチャードで、サイズは.30モーゼルと同じである。 ボーチャード弾、30モーゼル、および.30モーゼルをパクった7.62トカレフの諸元を下記に示す(ケースサイズは皆同じ)。
構造はトリガーメカニズム、トグルジョイントなどLuger ピストル同様である。 銃がかなりでかいうえに後ろが重いので、銃口のはねあがりが大きかったであろう。 もっぱらストック仕様で撃ったのではないだろうか? ストックの裏側はホルスターになっている。 | ||||||||||||||||||||
カッターウェイを描いてみた。↓
銃の後方にどでかい板ばねが格納されている。図では赤の「の」の字の逆な格好が板ばね。 緑のブリーチの中に撃針が入っている。Luger と同じくストライカー式。シアーなどの動作も同じ。 グリップにマガジンを入れて空間を有効に利用したことで自動拳銃の基本モデルを形作った。
世界初の実用化された自動拳銃として有名。
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ルガーよりトグルがひとつ多い様に見えるが最後のトグルが一体物かは良く判らなかった。 マガジンキャッチあたりのフレームのカットは、とびら絵よりこの形の方が古いと思われる。 (特許図に出てくるのは、このフレーム) 左下の木製マガジンみたいなのには、クリーニングキットが入っている。 | |
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前から見るとトリガーは左に寄っている。これは直接トリガーがシアーを押さえるため。
のちにルガーは、二つの部品にする事で解決している。
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このようなセットで販売されていたようだ。
真ん中にあるガラスのビンは、何に使ったのであろう?その下はドライバーのようである。
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