名 称 | schonberger pistol |
所 属 | オーストリア |
口 径 | 8mm |
1892年オーストリアのショーンベルガー氏による世界初の自動拳銃。 商業的に販売したのが初めてであって、1890年代には、いろいろな人が 自動拳銃を模索していたようだ。マガジンリピータとかメカニカル・リピータとも 呼ばれる作動方式。 もともと1890年に特許を取ったオーストリア人 Josef Laumann 氏のアイディアであろう。 ラウマン氏は1892年に特許を出しなおし自動拳銃のアイディアを形作った。 その後、オーストリア Steyr 社に特許を売り込み、同社にて製品化されたものがこの拳銃だ。 ショーンベルガー氏は当時ステアー社の責任者であり、その名を自動拳銃の歴史に残す事になった。 詳細不明の単発銃であるが、この銃のモデルになったような物が こちらのページに載っている。↓ Josef Schulhof (1824 - 1890)作 http://www.horstheld.com/0-Schulhof.htm
作動方式が良く判らないが、初弾はフレーム右についているレバーでボルトを後退させるのであろう。 次弾が反動で装填されるのか、手動でレバーを引くのか良く判らない。 フレーム右サイドの丸い穴は、金網が付いていて中にマガジンが装填されているかが目でわかるようになっている。いわば、セフティのような物。
複雑なレバーを介したシステム。この銃は、きっとまともに動かなかったのではと思わせる。
発火はストライカー式のようだ。
と、思っていたらこちらにイラストではあるが、左サイドがあった。 さっそくまねして描いてみた。やはり、リンクレバーが入っているためボディーは大きく膨らんでいる。
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